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Posted by ブクログ
日本の居酒屋は最強だ、としみじみと思う。
そんな最強の居酒屋文化を外国人の方がしっかりと
定義した上で書いてあるのが、この本。
様々なお酒、そのお酒に合う和洋折衷の料理、
決して広くはないお店、でもそこは微妙な繋がりを持つ空間。ふとしたときに、会話が繋がる共有の場、
それが居酒屋。
ドイツ留学中、お酒と料理を分けて楽しむ文化だった。
どちらかを分ける…ことに対する違和感を感じた。
料理とお酒、そして雰囲気を楽しむのは
日本の居酒屋ならではのこと。
それをしっかりと外国人の方が書いてあるのが非常に共感した。
最近チェーン店ばかり増えているけども、
やっぱりこじんまりした居酒屋が好き。
そして、まだ見ぬおいしい居酒屋を探して、
これからも嗅覚を磨いていきたい。
Posted by ブクログ
【第三の場】
なんでもどこでも飲めりゃあいい派の僕だけど、酒は外で飲むものだ、と教えてくれた人がいる。そんなわけで、そこそこ実践しているのだけど、著者は筋金入りで、家では飲まないが、40年近く居酒屋に毎日のように通い続けている。そんな著者が、居酒屋が提供するのは酒とつまみだけではない、と語る。居酒屋とはなんなのか。それはオルデンバーグがいうサードプレイス、「第三の場」である。そして何より、「人」であると。
「者」より「物」、「店」ではなく「企業」の居酒屋にある演出ではなくて、その店、その人ごとに違う、自然発生的な雰囲気こそが居酒屋の魅力である。友達といって騒いでいたらわからないこともある。チェーン居酒屋に敵愾心を抱いている著者の、チェーン居酒屋の個室化≒社交性からの逸脱、これは居酒屋にかぎらず社会全体が直面している問題として考える必要があろう、と。
仕事柄全国各地に行くことがあり、一人で知らない店を探してさまようのが何より好きな僕にとっては、その行動の裏打ちをしてくれるような素晴らしい本である。社会的視点から見ているようでいて、好み丸出しだったりもする。店の雰囲気の紹介はあるが、写真はいっさいない。それでいい。
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