石下貴大のレビュー一覧
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行政書士とは、官公庁へ提出する許認可や届け出のための書類を、申請者本人に代わち、報酬を得て作成することができる職業。通常は行政書士試験を受け、合格しライセンスを得て開業する。
本書はその行政書士について、具体的にどのような仕事をしているのか、独立開業するにはどのようにすればよいか、実務の覚え方、顧客の増やし方、行政書士という職業の将来展望まで、わかりやすく、かつ要点を押さえて解説した良本だと思った。
著者自身も独立開業している行政書士なので、説得力があり、他の行政書士のために「行政書士の学校」というサイトを開設して、実務の知識を伝授しているところなどは非常に誠実さを感じた。
個人的には行 -
Posted by ブクログ
ネタバレ内容紹介
行政書士の商売の基本と実務を学べる実用の書! 行政書士は、その業務内容の特性から、他の士業とは異なり、雇用(勤務行政書士)が基本的にありません。このため、行政書士の看板で食べていくには、試験合格後、登録および行政書士会への入会手続きを経て、短期間で開業するのが一般的です。つまり、開業している行政書士さんの多くが経営者であり、営業マンであり、日々の業務の遂行者です。また、行政書士の日常業務に必要な知識は、試験のそれとは全く異なります。一般的には修行期間もないため、なりたての行政書士さんは、商売の基本および実務について学べる機会がとても少ないのが実情です。そこで本書では、開業したばかりで -
Posted by ブクログ
行政書士の仕事とは何ぞや、みたいなものを紹介してくれる本。
最初のところでは、総論的に行政書士の仕事の取り組み方みたいな説明が入っている。ただ、これは別に行政書士とかに限らず、個人事業主であれば心得ておくべき初歩の初歩みたいな内容。営業の重要性とか。
むしろ、後半部分で代表的な業務についての具体的な手順とかが、ざっくりとではあるけど説明されていて、ここのほうが有用だと思う。書式もホームページからダウンロードできるので、いろいろと親切。
行政書士試験の受験生段階からでもこういうのを読んでおくと、いざ働くときのイメージが掴めるからいいんではないかな。