長野香子のレビュー一覧

  • ミアのケーキは甘すぎる

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    『ノラ猫の恋』以来、久しぶりの長野香子作品。

    この人の作品の描線は好みなのです。独特の丸みがあるように感じます。あくまで印象の話ですが。無垢な子どもや青春を謳歌している少年少女から経験豊富なお兄さんお姉さん、くたびれたり欲にまみれたりしている無精髭のおじさんまで、うまく描き出してくれます。

    今回のは短編集で、最近ハルタに掲載されたものも収録されていました。雑誌をまったく読まないのでもう描いていないのかと思っていましたが(実際ブランクはあったようですが)。こうしてまた読むことができてよかったです。

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    2017年03月20日
  • ノラ猫の恋 2巻

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    良いラストだった!
    書き下ろし番外編(後日譚)があるのとないのじゃ大違いだったねサワ。よかったな。

    世間は狭い。何でめぐり会うかわからない。

    キヨシとななが本当に仲良くなったところにサワの馬鹿兄とななの馬鹿親父登場。コイツらホントにいいとこない!!


    キヨシとなな かっこよくて本当によかった~。
    最終話 もうキャー!ななちゃん可愛い!泣いちゃう可愛すぎて!なんて良いこなのっ!!ってなるから皆にも読んで欲しい~。
    て、2010年刊行だった。ありゃま。


    タイトル『ノラ猫の恋』だけどこれは恋かな?愛だよね✧

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    2012年11月14日
  • ノラ猫の恋 1巻

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    ネタバレ

    かつて自分を捨てた父親と会うために急遽、父の暮らしていた家へ帰る羽目になった主人公。
    しかし家に父はおらず、道中となりの席に座っていたオカマが実は父の恋人と判明。
    かつて父と恋人同士だったオカマ(父とセックスしたらしい)と同居する羽目に!?
    後半に父親の仕事の同僚(らしい)男も加わってさらに変な同居生活がスタート。

    物語中最大の爆弾はアレだね。
    オカマに父親と寝たと主人公が宣言されるシーンですね。
    現実の不条理さがものすごく上手く表現されてて、主人公に思いっきり同情した。

    父親が帰ってくるのはいつの日やら。

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    2010年12月28日
  • 冬の熱

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    短編集。表題作「冬の熱」がそれです。「やおい」はBLではないと思っているのでBLだとは思いませんが、でもまあ、その類です。でもBLではありません! ……なに言ってんだかよくわかんなくなってきた。読むひとを選ぶけど、ふだんから本を読みなれているひとは好きなんじゃないかと思います。文学っぽいから。私はとても好みでした!

    引用文は表題作「冬の熱」より。妻と弟子の会話から。ゾクっとします。愛というものの形、歪んでいたとしても、愛は愛。

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    2010年12月19日
  • ノラ猫の恋 1巻

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    発売された時に気になってたんだけど買わず、2巻と一緒に購入。キヨシのキャラが良いね☆サワって何物!?

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    2010年11月17日
  • ノラ猫の恋 1巻

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    夏休み、父親に捨てられた娘に父から手紙が届く。
    手紙にしたがって青森へ行くと
    そこには同じ文面の手紙を持ったオカマが。
    オカマ=キヨシは父と関係をもっていたという。
    そこへ父を探しにきたという謎の青年サワも混じって
    奇妙な3人の同居が始まる。

    キヨシが素敵すぎる。
    やっぱりオカマキャラってずるい!好きだー!

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    2010年11月02日
  • ノラ猫の恋 1巻

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    引き続き・・・ 長野香子さんの作品『ノラ猫の恋』の1巻を読んでみた。 すげー面白かった。 この作品は・・・全2巻なのか! いずれ、2巻を読もう。

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    2019年08月11日
  • 冬の熱

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    長野香子さんの作品『冬の熱(2009)』を読んでみた。長野香子さんの作品は・・今年の5月に読んだ【ミアのケーキは甘すぎる(2017)】以来振りの作品です。 女性キャラクターの表情がリアルで可愛かった・・・ 特に”シマとタクヤ”の咲ちゃん 良いなー。 

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    2019年08月11日
  • ミアのケーキは甘すぎる

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    表紙を「あ、素敵だな」って思って読んでみたが。独特な世界観で楽しめました。 お気に入りのストーリーは・・・ 第1話”春の名前”と第2話”パーティセット”と第3話”あまんじゃくとうりひめこ”です。

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    2019年05月16日
  • ノラ猫の恋 1巻

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    「冬の熱」がよかったので読んでみたら、さらによかった。
    この人の絵は、昔の人や美大生を描くより、現代のあまりぱっとしない人物を描くほうが合っている。
    ような気がする。
    だから今作や、「ヒマワリ、走る」がスマッシュするのだろう。

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    2016年07月14日
  • 冬の熱

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    「ヒマワリ、走る」が特に好きだが、
    「冬の熱」「シマとタクヤ」「わたしの魔法使い」も負けず劣らず好き。
    「最上階のなゆた」「クリスマス遊戯」はぴんとこず。

    いまぱらぱらっとめくってみて、ギュッ、と見張る、眼の表情がすごく多い。
    人物の内面を確実に表現する画力。
    特に女の子の絵がいいね。

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    2016年07月14日
  • ノラ猫の恋 1巻

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    突然の父からの手紙。
    「人生をやり直したいと思っている」「お前さえよければ」「また一緒に暮らそう」

    わ~ダメだこんな親父。自分勝手な親父なんておらん方がいいぞ~と主人公が東京から青森の父親宅まで出掛けていくのに呟きながら読み進めていくと「昔の女よ」とでっかいオカマちゃんが出てきてギョ!父親の同僚だって謎の青年もやってくるし。わ~。このオカマちゃんかっけえ~→二巻に続く。

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    2012年11月13日
  • 冬の熱

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    作品集

    ・ヒマワリ、走る

    ・シマとタクヤ
    ・わたしの魔法使い
    ・最上階のなゆた
    ・クリスマス遊戯

    ・冬の熱

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    2010年03月21日