だいらくまさひこのレビュー一覧

  • グルタ島日記 大麦畑のジョディー

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    題名になっている「大麦畑のジョディー」に一目ぼれしたので購入。グルタ島という世界観をベースに描かれた話で、レンガ、鉄柵、水路辺りが共通の描写になっている。
    前半の東の森水道局と南雲水域地区は独特の間がある夏っぽい雰囲気モノといった印象。
    後半の大麦畑のジョディーは見習い電光画家の成長譚。こちらはデザインの塊みたいな漫画で細部に渡る描き込みがすばらしい。なんとなく連載とかを度外視して作られた感がある。巻末のコラムもいい感じだなぁと思った。

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    2019年09月10日
  • グルタ島日記

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    電光術という技術が発達した世界。人の記憶を完全に写し取って、再構築し、投影する、電光オルゴールのお話。基本的には昔の話を再現する話なので、緩やかな滅びと、ちょっとした救いを感じる内容。随所こだわって描かれており、この島や建物があるなら訪れてみたいと思った。ハルタに掲載されていた続編から後追いでたどり着いたのだが、続編のほうも本になることがあれば買いたいと思う。

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    2018年09月04日
  • グルタ島日記

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    過去を形としてあらわせる。

    その力のため己を失うかもしれないのに…。

    短いようで長い、心に残るいい物語だった。

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    2013年07月29日
  • グルタ島日記

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     フェローズ作品ということで購入。キレイな作品でした。本編よりグルタ島南部砂丘ラリーがみていてワクワクしたので、ぜひマンガ化して欲しいです

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    2011年11月15日
  • グルタ島日記

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    本編とコラムで分かれていて,本編のマンガのほうは言葉は少なくて,その絵のひとつひとつが世界観を構成している。
    コラムでは登場人物たちや世界の具体的な設定資料だったり,本編では描かれていない話が展開されている。

    歴史ある建造物や文化,自然,そして発展し続けてきた「電光技術」の融合した島は19世紀のイギリスを思わせる。

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    2011年11月14日
  • グルタ島日記

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    過去の記憶と向き合う世界の歌姫とそれを体験させるテクノロジーを操る少年。現在と過去の記憶の中との境目が絶妙な曖昧さで表現されている。じっくり読み込むと何か発見がありそうな、単純に仔細に描き込まれたのではない画面。

    巻末にあるグルタ島コラムからすると、本編も言葉で表すとなるとかなりの量の設定があるのだろう。でも、作中での明示は必要最小限で、著者の中にある膨大なイメージの一部分を漫画を通して読み手側から見ているようである。

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    2011年11月01日
  • グルタ島日記

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    白い砂丘に点在するオアシス。
    鬱蒼と茂る緑に浸食された入り組んだ迷路のような石造りの塔。
    レトロフューチャーな機械を操る翳りのある少年。素敵です。
    でも元歌姫の感動秘話は退屈でした。
    この世界設定を生かすなら、巻末のコラムにあるグルタ島南部砂丘ラリーを描いた方が面白かったのでは??
    レトロデザインなマシンが活躍する話を読みたいです。

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    2013年10月04日