もろさわようこのレビュー一覧

  • 新編 おんなの戦後史

    Posted by ブクログ

    河出書房新社『存在しない女たち』を読んで、もう一冊何か続けてフェミニズムの本を読んでおきたいと思い手に取った。

    女性にも責任を問う姿勢が印象に残った。
    もう一周。

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    2021年12月31日
  • 新編 おんなの戦後史

    Posted by ブクログ

     本書は、1971年に未来社から刊行された親本をベースに、著者の思考に大きな刺激を与えた沖縄に関する論考のほか、部落問題、志を同じくする者が集う志縁をつくることを目指して実践してきた「歴史をひらくはじめの家」に関する文章などが増補されたものである。

     親本、文庫版いずれのあとがきでも、『おんなの戦後史』ほど書くのがつらかったものはないとする。戦争の犠牲者が加害者ともなっていること、戦後婦人運動が体制補完の働きになっていることなどへの告発は、自分自身への告発となって、ならばどう対処するのかと問いかけてきたからと言う。

     表題作など本書に収められた文章は50年も前のものであり、フェミニズムやジ

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    2021年12月31日