荻野純のレビュー一覧
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イイ漫画の、イイ最終回を読めると、漫画読みとして実に嬉しい
重厚な、対立する信念をぶつけ合う、本格的なバトルが見られる少年漫画としても面白いけれど、善と悪の相違性、「正しい」と思えるような力の揮い方、平和の意味など、色んなテーマについて考えるキッカケをくれる点も、五つ星を付けている理由
正義の味方は何故、戦うのか。悪の権化はどうして、抗うのか
正義にしろ、悪にしろ、大義を掲げ、貫き通すのがどれだけ大変か
カッコいい悪がいるから、カッコいい正義が栄える、その法則も存分に働いている
極端だが、榊の言い分も分からないでもない
彼は間違っていた、と言うより、酉里ら正義サイドが、大きな「何か」に選ばれた -
Posted by ブクログ
何っつーのか、深い
今まで「あった」けど、「なかった」事にされていたような裏側にスポットライトを当てた、そんな正統派内容の少年漫画
毎回、幼い子供や大きな子供、お母様方を喜ばせるヒーロー、ヒロインも確固とした人間で、何の悩みも持たずに悠々と非日常を漫然と過ごしている訳じゃなく、「いつも通り」に道義的に見ての悪党を倒しているように見えても、心の中では葛藤に苛まれ、自分の選択が本当に正しかったのか、それに迷う
誰かの為、世界の為、何より、自分の為に曲げられない正義感に苦しみつつも、体を張っている正義サイドのキャラを、そんな軽く読めない真摯な内容に合っている硬めの線の画で構築されている、この漫画はイ -
無料版購入済み
独特な雰囲気
非常に独特な雰囲気の作品。
この作者の初連載、「γ -ガンマ-」とはあまりにも毛色が違いすぎて驚く。
透明人間になれるというとんでもない能力がありつつも、それがほとんど表に出てこないという珍しい展開。
一方で、いわゆる「透明人間の矛盾」に関しては、いろいろ検証をしたという事できっちりフォローしているのは面白い。
一方で、「都会なのに高校からアパートで独り暮らし」が複数いるという状況は現実味がない。
「透明人間」は許容できても、こういうところはもっとリアルにして欲しかった。
あと、父親の絵。
不気味さを際立たせる為だとは思うけど、作中の他の人物と違いすぎてキモチワルイ。
特に鼻の下の線、チ -
Posted by ブクログ
来宮花に中山先輩が言う「『普通に生きる』って闇から逃げ続ける事だと思うの」は真実。今の世の中を生き抜くには逃げの一手と言ってもいい。逃げる為に、闇に追いつかれない為に、逃げる技術を磨く、それは後ろ向きなどではなく、自分を守ろうとする本能と言ってしまっていい気がする。闇から逃げる技術を磨けば、きっと、闇に捕まりそうな人を助ける事が出来る可能性も生まれる気がする。
この発想はあったし、自分がやってるのもこれだったんだ…と言葉にされてるのを読んで妙に納得してしまった。危機を察知して逃げるのは当たり前の事なんだよな、危険だと感じていながら逃げきれないのは、逃がさないようにしてる誰かの意思が働いてると -
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ネタバレ実は、
無料のマンガアプリはいくつか読んでて、
ジャンププラスも読んでいます。
キン肉マンは読まないようにして単行本派!
無料じゃ悪い気がするから、
作家さんに募金する意味合いで単行本を買ったのは、
モネさんと、
愛されるより〇したいと、
弓塚いろはと、
カネナシ君と、
阿波連さんですかね?
阿波連さんはお気に入り!
愛されるは2巻読んで判断。
弓塚さんも2巻読んで判断。
モネさんはエロマンガ化しすぎていらない。
カネナシ君はアプリオンリーで良いやって感じ。
ちなみに、
スライムライフも買ってやるか?
さぐりちゃんは買う!
そんな中でかぐりんイチ押しがこれ!
透明人間の骨。
父親は -
ネタバレ 購入済み
百合…ねぇ
設定は面白い。イデア論みたいな感じですごく哲学的だし、敵殺したら何処かで人間死んじゃうとか絶望的でこれからどうするの!?って感じ。
百合って聞いて見始めたけど、胸強調する衣装だったり、エネルギー注入するのに胸わざわざ触る感じが不快というか、不自然すぎてもう見ないかも。
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Posted by ブクログ
連載も読んでます!
まとまるのかな?
と、
自首しても捕まらんだろう。。。
で、
どうやって終わるのかな?かな?
第十一話・ひとりごと
ストーカーに刺されちゃったよ「水上伽奈」さん。。。
で、
入院なう!
家で、
「来宮花」は殺した父親と対話する。
って、
自分で作った幻影と対話。
アカンというか、
こういうのよくやるよね。。。
そして、
姿を消す「来宮花」の家に「中山栞」が訪ねてくる。
第十二話・邂逅
「来宮花」は透明になって家を出て、
歩く。。。
歩き続ける。。。
車に轢かれない、
入水自殺試みても死ねない、
透明になって死んだら遺体は透明なまま?
他にも、
透明になれた人がいたの