町田宗鳳のレビュー一覧

  • なぜ宗教は平和を妨げるのか 「正義」「大義」の名の下で

    Posted by ブクログ

     一神教の排他的論理、狂信者などにより人類に大きな災厄をもたらした宗教。その歴史は拝金と他者排除による戦いの連続であった。
     その「なぜ」に期待したが、押しが弱い印象である。ただ筆を執った著者を評価したい。

    0
    2010年04月14日
  • なぜ宗教は平和を妨げるのか 「正義」「大義」の名の下で

    Posted by ブクログ

    「キリスト教が世界をダメにした」、なんて持論を高校のときから持っているわしですが、まさにそんな淡い心にピンと響いた一冊です。

    これは、ユーゴ紛争でのある虐待の場面。
    「1992年6月17日、セルビア人衛兵は21歳のエミルに1リットルの自転車のオイルを飲ませ、それからすでに打ちのめされて反死の仲間3人の睾丸を噛みちぎって呑み下すことを強いた」。
    東方正教を信じるセルビア人がイスラム教のムスリム人に行った虐待の一例です。
    想像を越える虐待の悲惨さに悲しくなりました。

    大宅壮一さんはこんなことを言ってます。
    「世間には常に何ものかを崇拝し、胸に抱きしめていないとおさまらない人間がウヨ

    0
    2009年10月04日