山田光胤のレビュー一覧

  • 漢方処方応用のコツ オンデマンド版

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    ネタバレ

    「古方派医師の常用処方」

    著者の山田光胤(てるたね)氏(1924-2021)は漢方医です。
    本書は著者の常用処方を臨床例と共にまとめたもので、専門誌で好評連載されたものをベースとしています。

    山田氏は大正末期に生まれ、昭和26年に東京医大を卒業して医師になります。
    虚弱体質で生まれ、幼少期より名医と呼ばれた「大塚敬節氏」の漢方治療を受けていました。
    そのため医学生時代から漢方に親しみ、卒業後は大塚氏を師匠として学び続けました。
    同氏の娘を娶ったことで師は義父にもなり、古典研究も傷寒論、神農本草経、千金方、外台秘要方(げだいひようほう)など古方派を中心に後世派、折衷派など広く学びました。

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    2024年06月18日