高嶋博視のレビュー一覧

  • 指揮官の条件
    指揮官とは何か。周りを引っ張るリーダシップで必要とされるものは何か、本書を読めばわかる。

    特に軍事関係や治安関係の人が語るリーダーシップ論は、長い歴史や目的(組織が崩壊することは即、死に繋がる)から照らし合わせても非常に信頼できる。

    今後も何回も目を通すことになると思う。おすすめ。
  • 指揮官の条件
    国を守る自衛官がいい加減で適当な気持ちで任務に当たってしまったら、国家が数千億を投じた軍艦や戦闘機などの損失に繋がる。民間企業ならクビや降格で済まされるだろうが、自衛官もクビにすればいいという単純な話では済まされない。彼らには国を守るという他のどの組織も持たない使命感と、国民の血税の上に成り立つ国民...続きを読む
  • 指揮官の条件
    元海上自衛隊の幹部で、インド洋での自衛隊の活動に参加し、東日本大震災では原発の処理にあたった著者が、指揮官のありかたを語った1冊。印象に残ったのは、ピンチになったとき、乗組員はみな、艦長の顔を見る、という言葉。リーダーは最後まで責任を持たねばならない。統率が取れていて、しかもコミュニケーションが円滑...続きを読む
  • 指揮官の条件
    インド洋給油活動や東日本大震災に指揮官として関わった海自の元将官による組織論・リーダーシップ論。
    社会に出てまだ短いけど、職場の上司や、入社後の教育とか思い浮かべながら、頷きながら読んだ。実際に管理職になったらもっと理解できるんだろうな。
    ここ最近、集団、組織、フォロワーシップやリーダーシップについ...続きを読む
  • 指揮官の条件
    海自の高級幹部が指揮官として必要なことは何かって話。将官でも若い頃思ってたことは他の士官と変わらないもんだなと。昇任だとか人事に関することも書いてる。
  • 武人の本懐 FROM THE SEA 東日本大震災における海上自衛隊の活動記録
    海災部隊指揮官を務めた当時の横須賀地方総監が、東日本大震災時の記録を残す。
    項目建てしてないからって著者本人が言ってるけどこの日付けで分けてる体裁が一番読みやすいと思う。
    震災当時海自はどう動いたのか、上は何を決断したのか、幕僚たちの働きぶりはってのが垣間見えて良かった。今後は著者も言ってるみたいに...続きを読む
  • 指揮官の条件
    テロ対策特別措置法により海上自衛隊がインド洋に派遣された際の護衛艦隊指揮官であった著者が述べる指揮官の在り方、組織の在り方についての本。ご自身の経験を踏まえ具体的な事例を挙げておられますが、それらを集約するのは「あとがき」にある次の一節かと思います。以下抜粋「指揮官の心得であり、自らを戒めることば ...続きを読む