高嶋博視のレビュー一覧

  • 指揮官の条件

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    私も待ち合わせの15分前ぐらいに着くんだけど、根が自衛隊なのかもしれない

    高嶋博視
    海上自衛隊元横須賀地方総監。東日本大震災直後、被災者救援、原発事故対応の海上自衛隊の指揮官を務めた。昭和27年香川県生まれ。昭和46年香川県立三本松高校卒業。昭和50年防衛大学校卒業(第19期生)、海上自衛隊に入隊。平成5年在ノルウェー防衛駐在官。平成13年護衛艦隊司令部幕僚長(海将補)。平成14年第1護衛隊群司令(インド洋派遣:補給支援活動)。平成16年海上幕僚監部人事教育部長。平成19年護衛艦隊司令官(海将)。平成20年統合幕僚副長。平成22年横須賀地方総監(東日本大震災に従事)。平成23年8月

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    2024年06月22日
  • 指揮官の条件

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    指揮官とは何か。周りを引っ張るリーダシップで必要とされるものは何か、本書を読めばわかる。

    特に軍事関係や治安関係の人が語るリーダーシップ論は、長い歴史や目的(組織が崩壊することは即、死に繋がる)から照らし合わせても非常に信頼できる。

    今後も何回も目を通すことになると思う。おすすめ。

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    2015年11月02日
  • 指揮官の条件

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    国を守る自衛官がいい加減で適当な気持ちで任務に当たってしまったら、国家が数千億を投じた軍艦や戦闘機などの損失に繋がる。民間企業ならクビや降格で済まされるだろうが、自衛官もクビにすればいいという単純な話では済まされない。彼らには国を守るという他のどの組織も持たない使命感と、国民の血税の上に成り立つ国民の資産を扱うという極度の緊張感もあるだろう。
    本書は海上自衛隊で護衛艦隊司令官や横須賀地方総監などを務め上げた元海上自衛官による組織統率の指南書と言える。海上自衛隊と言えば五万人規模の組織であるから、民間企業で言ってもかなりの規模の組織体である。
    大きな組織、様々な隊で構成される組織であるからこそ、

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    2023年06月24日
  • 指揮官の条件

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    元海上自衛隊の幹部で、インド洋での自衛隊の活動に参加し、東日本大震災では原発の処理にあたった著者が、指揮官のありかたを語った1冊。印象に残ったのは、ピンチになったとき、乗組員はみな、艦長の顔を見る、という言葉。リーダーは最後まで責任を持たねばならない。統率が取れていて、しかもコミュニケーションが円滑な組織をいかにして作るかについて、学ぶところの多い1冊でした。

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    2019年02月09日
  • 指揮官の条件

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    インド洋給油活動や東日本大震災に指揮官として関わった海自の元将官による組織論・リーダーシップ論。
    社会に出てまだ短いけど、職場の上司や、入社後の教育とか思い浮かべながら、頷きながら読んだ。実際に管理職になったらもっと理解できるんだろうな。
    ここ最近、集団、組織、フォロワーシップやリーダーシップについて考えざるを得ない環境にいたのでタイムリーな内容だった。
    ここ最近リーダーシップをとるという経験で苦しんだことや、指導を受けたこと、そういう自分の経験や、それについて自分が思ったことと、根本で通じる面がある内容もあって、非常に参考になった。

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    2016年08月21日
  • 指揮官の条件

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    海自の高級幹部が指揮官として必要なことは何かって話。将官でも若い頃思ってたことは他の士官と変わらないもんだなと。昇任だとか人事に関することも書いてる。

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    2015年10月25日
  • 武人の本懐 FROM THE SEA 東日本大震災における海上自衛隊の活動記録

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    海災部隊指揮官を務めた当時の横須賀地方総監が、東日本大震災時の記録を残す。
    項目建てしてないからって著者本人が言ってるけどこの日付けで分けてる体裁が一番読みやすいと思う。
    震災当時海自はどう動いたのか、上は何を決断したのか、幕僚たちの働きぶりはってのが垣間見えて良かった。今後は著者も言ってるみたいに参加した他の隊員の記録ができればいいな。

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    2014年07月12日
  • 指揮官の条件

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    海上自衛隊の元海将による、自伝的なリーダー論。部下を持つ立場の人は、一読して自らの振る舞いを省みるのも悪くないだろう。

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    2025年06月10日
  • 指揮官の条件

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    テロ対策特別措置法により海上自衛隊がインド洋に派遣された際の護衛艦隊指揮官であった著者が述べる指揮官の在り方、組織の在り方についての本。ご自身の経験を踏まえ具体的な事例を挙げておられますが、それらを集約するのは「あとがき」にある次の一節かと思います。以下抜粋「指揮官の心得であり、自らを戒めることば 1.誰よりも耐え、2.誰よりも忍び、3.誰よりも努力し、4.誰よりも心を砕き、5.誰よりも求めない」
    本書で挙げられている著者の経験の中でも、印象的なのは上記のインド洋派遣の際のものでした。以下抜粋「我々が直接戦闘に参加することはまずないだろう。しかし、その余波を受けることは大いにあり得る。『敵の友

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    2015年12月01日