咲乃月音のレビュー一覧

  • 私たちのおやつの時間

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    最初の話ではおやつがメインではなく恋愛や友情メインかなぁと思っていたが、読んでいくうちにしっかりストーリーにおやつが絡んでいて表現も丁寧に書かれていて面白かった
    鶴子さんが実際にいたらお会いしたいなぁと思った
    私は香夜子とモーニャの鳥のミルクが好きだなぁと思った

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    2024年09月27日
  • 私たちのおやつの時間

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    それぞれの物語がとてもすてきだった
    繋がりもあったりと、読んでいてほっこりする
    話が多くて好き
    食べてみたくなるお菓子ばかり

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    2025年09月22日
  • 私たちのおやつの時間

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    私も私の大切な人を大事にしたいなと思った。
    懐かしい食べ物を食べると確かにその時の気持ちとか景色とかが蘇る気がする。私にとっての思い出の味をこれからも増やしていきたい。
    京都弁が新鮮で心地よかった。

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    2025年04月20日
  • 私たちのおやつの時間

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    初めて名前を知ったお菓子たちに興味津々になりながら読んだ連作短編集。
    鶴子さんの凛とした姿と、ハッキリとした物言いをする知人を重ねながら読み進めたら、心がホッとあたたかくなった。
    読んだあといろんな国のお菓子を食べたくなった。

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    2025年01月12日
  • 私たちのおやつの時間

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    ネタバレ

    感想
    誰もがつまずく。形は様々だけど立ち止まって考えなくてはいけない。けれども。人は前を向いて歩ける。そんな気持ちの支えに。甘い物を。

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    2024年08月29日
  • 私たちのおやつの時間

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    『おやつ』の題とは裏腹に甘くないビターなオムニバス。
    特に世界と女性にテーマを持っていて、ほろ苦い様々な人間模様が主人公達を悩ませ、心を昇華させていく。おやつは昇華させるためのスパイスみたいな役割だった。
    京ことばで話が進むので、時々京都に来た気分にもなる。

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    2025年11月25日
  • 私たちのおやつの時間

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    見たことも聞いた事もないお菓子の名前がたくさん出てきて、時に検索してみたり、ただただ頭の中で想像してみたり。

    主に女性が中心に話が進んでいく連作短編のストーリーも、なかなかよかった。
    恋愛がらみの話は、そんなにうまく進んでいくかな?と思ってしまうような展開もあったけど、それはそれでハッピーエンドでホッとする。

    スミレの話がただただ悲しくて、想像しただけで辛くなった。
    鶴子さんとアマリアの関係性が出来上がっていく話は心がじんわりと暖かくなった。

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    2025年10月25日
  • 私たちのおやつの時間

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    連作短編集。
    私の好きな美味しい食べ物で心が癒され、前向きに生きていく話。少しいつもと違うのが、外国のスイーツが出てくること。聞いたことも見たこともないスイーツだったので想像しながら読んでたけど、どれも美味しいそう。私はポーランドの"鳥のミルク"が一番気になり食べてみたいと思った。

    話は、恋愛系と人生に迷う人系の二つに分かれているかな。私は人生に迷っていたアマリアとアイラの話が好き。そしてその2人に大きく関わった鶴子ママ。彼女の存在が大きい。彼女にみんないっぱい勇気を貰って自分の生き方を決めたと思う。いいな〜、そういう人生の先輩がいるのって。

    文章が少し読み辛さを感じたので、⭐️3です。

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    2025年08月12日
  • 私たちのおやつの時間

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    主人公は各話で変わりつつも、みんな少しずつ関わりがある短編集。全編ほぼ京都弁で書かれているので、若干読みづらい部分もありましたが、いかにも京都の女性な鶴子さんが出てくる話はどれもピリっと引き締まり、良かったです。

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    2025年03月09日
  • 私たちのおやつの時間

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    ネタバレ

    女性たちのお菓子がつなぐ恋と友情の物語。
    色んな国のお菓子が出てきて楽しかった。印象的なのは、モーニャと香代子のお話。香代子の自転車の彼との交流、、。
    物語の大枠から逸れるかもしれないけど、人として好きな気持ちを持っていても、どちらかが恋愛感情を抱いた時点で、好意を受け入れるか否かという二択になる。好意を受け入れなければそれまでの関係値がゼロになってしまう、受け入れたとしても別れることになったらゼロになる(ことが多い気がする)。このまま自転車の彼との交流がなかったことのようになってしまうのなら悲しいなと、、、

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    2025年01月19日
  • 私たちのおやつの時間

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    人生の宝物になるようなお菓子。
    そんなお菓子がきっと誰にでもある。
    そんな気持ちになる1冊。

    1つのおやつが
    大切なひととの橋渡し、1歩進むきっかけ、
    想いを伝える手土産など、様々な場面に
    寄り添う短編集。

    主に京都言葉で語られる本文は
    語りかけられているようで心に入ってくる。
    中には胸が締め付けられる話しもあり、苦しくもなった。

    「前に進みたくなんてない。過ぎていく時間が憎い。
    ずっと後ろを振り返り、ずっと悲しんでいたい。」
    この叫びは胸に迫ってきて、心の中で嗚咽した。

    そんな話したちに寄り添うおやつは、ガジャルハルワ、ポルボロン、湯丸、など耳慣れないおやつばかりだったので、そのおや

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    2024年09月28日
  • 私たちのおやつの時間

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    心の内に秘めた狂おしいほどの感情や記憶。
    それを落ち着かせたり発露させるために作るおやつ。
    インドのガジャルハルワ、スペインのポルボロン、香港の湯丸、バヌアツのチョコレート、ポーランドの鳥のミルク、京都の麦代餅。
    初めて名前を聞く世界のおやつ、どれもとても美味しそう。

    幼い我が子を亡くしたスミレの章(第二章 スミレのポルボロン)が、胸が苦しくなるくらい共感し、泣きそうになる。人を亡くした悲しみは、消えることはない。でも、その悲しみと共に生き続ける人の話を聞き、自分の話を聞いてもらうことで、少し気持ちが和らぐ瞬間ができるかもしれない。
    そしてそんな時間のきっかけを作るのが、一緒におやつを食べる

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    2024年09月01日