馬場未織のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
なんとなく東京から脱出して自然の中でスローな生活をしてみたい。そんな気持ちを持ちつつも全く実行に移せてない中、週末くらいの別邸とかもいいなあと妄想してたときに見つけた一冊。
(当時で)8年間も週末田舎暮らしを続けている自然を愛する家族の田舎暮らしレポは本当に貴重でなるほど~と思うことがとても多かった!
仕事や学校が東京にある中で、毎週末南房総って外見だけ考えると結構大変だなあって思う。でも充実してそれを続けられる根本の理由は多分、子供たちや週末田舎の地域の方々が家族の週末田舎暮らしを心から歓迎してくれていることに尽きるんじゃないかなあって思った。田舎暮らしは求めてくれる人がいてなんぼって思い -
Posted by ブクログ
著者は3人の子どもを育てる母であり、ライターとして東京在住。週末は千葉県の南房総市の8000坪を超える農地で暮らすというライフワークを続けている。
それにしても8000坪だ。購入価格は外国スポーツカー程度とはいえ、週末だけ、女手だけで管理できるんだろうか。草刈りに追われて、田舎生活を楽しむどころじゃないような気がするんだけど。そのせいか、著者も「週末田舎暮らし」をそれほど勧めてはいない。
しかし、都会と田舎を交互に暮らすことで、両方のいいとこ取りができ、「この人生こそマイライフ」という最高のノリが堅苦しくない文体から伝わってくる。逆に言えば、著者の感動を伝えるのがメインの本であり、「週末田 -
Posted by ブクログ
都会に暮らす筆者が、子育てや仕事をしながら週末に南房総のセカンドハウスで田舎暮らしを実践している様子を記した本である。
ブログがもとで本が上梓されたが、その充実して疲れしらずの生活は感心するしかない。2週間以上家を空けるななど、普通は義務感で厭になってしまうだろうに、金曜夜にいそいそと出かけるのは、凄すぎである。
行動力のある筆者には、筆力もあって一気に読ませてくれる。田舎暮らしの楽しさが詰まっていて、気分が晴れ晴れするような気がする。もっともっとおもしろい話があるだろうから、それを書いてほしかった。里山生活のNPOの設立は、筆者の行動力の延長線上にあるのだろうが、そこまではついていけな