北平純子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ人前で話すことが苦手、漠然と私もそう感じていた。
だけど、話し言葉教室まで行くほどでもない、
敷居が高いと思って、なあなあと話すことが苦手なまま
今まで来ていた。
この本は、主人公の西川と本田さえが
仕事に切磋琢磨しながら、将来の希望のため、
話し方教室に通いながら自分の夢を切り開いていく物語である。
私もそうだが、話すときにあがってしまって
話した後何を話したのかわからなくなってしまうことが多い。
あがってしまうことは自分に意識が向いていること。
本当は「上手に話すことよりその先にある相手に何かを伝えるという目的を意識する」ことが大切だ。と作者は書いている。
一つ一つの単元がわかり -
Posted by ブクログ
口べたなサラリーマンが話し方教室に通い始めた事がきっかけで、会話に自信が持てるようになり人間的に成長していくという小説の内容的にはベタだと思う。
本の趣旨は小説ではなく話し方についてなので、小説の内容については目くじらを立てる必要はない。(とはいうものの、小説としても十分に読み応えのある内容だったけど)
今回、小説風にしたのは正解だったと思う。
会話について新たに気づかされた事、勉強になった事が多かった。小説にした事でそれらを印象に残りやすくする効果があったんじゃないだろうか。単なるハウトゥーではなく、楽しみながら学ぶという点において役に立つ本だろう。
会話する事に自信が持てなくなりそう -
Posted by ブクログ
ネタバレ話し方のビジネス書は多々あるけど 話し方のノウハウを小説として出版されたのは 初めてではないかな。
話下手な主人公が 朝礼での3分間スピーチを任され 話し方教室に通い 性格までもが変化していく様が判る。
判り易いテキストになっていて小説としても テキストとしても使えるのが面白い。
ただ・・話し方に通ったことのない人だと 声の出し方が良くわからないので Youtubeなど使用して具体的は発声が聞けるといいかなと。(CD付だと高いからね)
我が地元在住の作者自身 話し方は技術と言う。
技術を身につければ それは特技へと変化する。
新人らしい初々しい一冊。
続編を期待したい。 -
Posted by ブクログ
今日ご紹介させていただくのは北平純子さんの書かれた「人生を変える話し方の授業」という一冊。
スーリー仕立てになったこの一冊は、
上司・部下との対話や面談、人前でのスピーチなどでどのように話せば良いかが、
物語を読み進めて行くうちに徐々にわかってくるというないようになっています。
ゴルフ場につとめる西川は人前での話すのが大の苦手。
身体は大きいのに声が小さく話し下手な彼は、
いつも「自身のない人」という風に周囲から見られていた。
その西川が来月から係長に昇格することになり、
週に一度部下の前でスピーチをすることになった。
部長からは「どうせ期待していないから」という言葉を投げられ、
どうしたら