加藤聖龍のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
NLPの解説本 入門者向けである。著者は米国NLP協会認定トレーナであるようだ。
1章でNLPの基礎や脳の使い方や歴史に触れて、2章以降は具体的な場面でのNLPの基本に触れている。
2章は「完全無欠のコミュニケーションはありえない」では、非言語情報の大切さ、省略・歪曲・一般化、信頼関係について
3章は「目の前にいる相手と分かり合える方法」ラポール、キャブレーション、ページング、バックトラック、リーディングについて
4章は、「コミュニケーションのクセを知る方法」3つの優位感覚、VAK傾向、アイ・アクセシング・キューについて
5章は「どんな相手にも対応できる自分をつくる!」では、自分を変えるためのリフレーミング、サブモダリティ、メタプログラム、
6章は、「相手の能力と本質を引き出す質問、会話力」では、なぜがダメな理由、メタモデル、ミルトンモデル、チャンク
7章は、「自由な自分になるための方法」では、サブモダリティの変換、モデリング、アンカー、スゥイッシュ・パターン、ポジションチェンジ、6段階リフレーミング、ストラテージ、タイムライン、恐怖症の解消
全250PでNLPの基本的な用語や内容を網羅するのが目的な本である。最初の1冊としては良い本だと思う。 -
Posted by ブクログ
NLPとは、「五感と言語による体験が脳のプログラムを作り、行動を決定づける」とし、プログラムそのものを書き換えることで結果を望ましいものへと変化させることを目的とした技術です。
効果を実証するには不十分な経験的証拠しかないために疑似科学であると批判を受けていますが、その点については言及されていません。
しかし、コミュニケーション能力不足を痛感し「溺れる者は藁をもつかむ」心境にある私にとってこの本は参考になる記述が多くありました。
特に「コミュニケーションの意味は、受け取る反応にある」こと。なぜ今まで気付かなかった(あるいは忘れていた)のだろうか…。
「非言語」の重要性は認識していた為、言語を介した「非言語」情報の記述が多かった点は少し残念。 -
Posted by ブクログ
ネタバレNLPについてしるした本。なかなかわかりやすく整理されており、また使えそうな情報も多く、良著。
・脳は否定分を理解できないため、肯定文で考えること
・成功イメージをできるだけ具体的にすること
・いいことは習慣的に、嫌なことは客観的にみるようにしてみる
・視線について上を向く時は視覚、横は聴覚、下は触覚である。右は想像的要素、左は回想的要素である
・ミルトンモデル。ミラーリング、メタモデル、モデリング、プリファードシステム、優先的表象システム
以下、本で読んだ内容
■NLPの8つの前提
・現実の体験の内容を変えるより、現実を体験するプロセスを変化させる能力の方が価値があることが多い。
・コミュニケーションの意味は受け取る反応にある
・周りの環境や自分たちの行動に対して、人間が識別できることはすべて五感を通して有効に表すことができる。
・人が変化を起こすための必要なリソースはすでにその人の中にある。
・地図は領土ではない。 同じものでも感じ方はそれぞれ異なる。
・人の肯定的な価値は一定不変のもの。その一方でその人の内側と外側の反応が価値があり適切かどうかが問われる。感覚や言動が大切
・全ての行動にはその肯定的な意図がある。すべての行動にはその価値を活かせる状況がある。
・フィードバックVS失敗 与えられた仕事や状況に対して、臨んだ結末であってもなくてもあらゆる結果と行動は成功。
■3つの有意感覚
・視覚優位の人は目の前に映像があるような臨場感あふれる表現を得意とする。早口になる。イメージ、目でわかる表現が大事。
・聴覚優位の人は論理的にとらえる。自分の内側の人との対話重視しながら会話する。論理性が大事。
・身体感覚優位の人はゆったりしたテンポで話しをしたり間が空いたりする。自分の感覚を大切にした表現を得意とする。
■自分のVAK傾向を知る。
①最近あったおもしろい体験を思い浮かべる
②その体験を誰かに伝えるように文章にまとめる
③VAK表現をの個数をカウントする
■リフレーミング
・言葉の選び方次第でその人を輝かせるか、真っ暗な道にいくか変わる。例、短期→時間を大切にしている。
■どんな相手も怖くなくなる方法
・自分が誰よりも大きくなるイメージをする。
■省略された情報を取り戻す。
・単純削除 例 怒っている→何に?
・比較削除 例 あなた裁定→誰と比べて?
・指示詞の欠如 例 みんなが持ってる→具体的に誰と誰が?
・不特定動詞 例 まったくわかってない→具体的にはどのように?
・名詞化 例 乱暴 →具体的にどのように?
■ミルトンモデル
・単純削除 主要な名刺などを削除する
・比較削除 何と比べてには触れない
・名詞化 名刺にすることで多くの情報を削除する
・前提を繰り返す
・ペーシングを行う。状況を繰り返して、相手が必ず肯定できるようにする。椅子に座ってる人にいすに座ってますね
天気のいい日に天気のいい日に来ました。など
・自明の理を述べる
・イエスセット かならず相手がイエスを繰り返すような問いかけを重ね、徐々に別のことに導いていく。
・否定命令 脳は非定形を理解できないので、してはいけませんという言葉で暗示する
・ダブルバインド どちらも同じ内容を選択するように誘導 お茶を飲みますか?それとも後でお茶を飲みますか?
・サブモダリティ
①苦手な要素をイメージする
②苦手なもののイメージの色を明るくしたり、サイズを小さくしたりして、苦手や不快という感覚が起こらないようにしていく。
③つぎに同じシチュエーションに立った時の自分の様子をいめーじしてみる。
・モデリング ゴールを設定。手に入ったら、何によってわかるかを確認。誰をモデルにするか決め、必要な状況の中でのその人をイメージ。イメージの中で自分がそのように行動してみる。 -
Posted by ブクログ
この本に書かれている内容は、他者とのコミュニケーションだけでなく、自分との対話にも役に立つものなのだと思いました。
これまでの人生での試行錯誤から、「人はこういうふうに考えるものだ」「こういうときはこうしたほうがいい」というのを感じることはありましたが、それが理論的に、そして今まで以上に分かった、という感じです。
そんなに厚い本ではないですし、イラストも多いので、「さらっと書いてあるだけ」に見える人もいるかもしれません。でも、かなり「盛りだくさん」なので、一度通して読んだ程度では、内容を理解したとは言えないなあ、という感じです。
もっと理解して、いろいろな場面で活用したいと思います。 -
Posted by ブクログ
NLPなるものの基本的考え方を俯瞰できます。
人間心理への着眼点が面白く、勉強になります。
人には右利き左利きがあるように、人間には「3つの利き感覚」があるという考え方は新鮮でした。「海」と聞いてビジュアルをイメージする人は「視覚優位」、波やかもめの音を思い浮かべたら「聴覚優位」、暑さやジリジリした感覚を連想した人は「身体感覚優位」だそうです。
人は3つの中のどれかの感覚を利き腕のように真っ先に働かせるそうで、自分と相手がどれに当てはまるかでコミュニケーションの取り方を変えれば効果的なんだそうです。
そのほかにも、いろいろと面白い視点が盛りだくさん。