田中詔一のレビュー一覧

  • F1ビジネス ――もう一つの自動車戦争

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    ネタバレ

    F1がなぜ、いかにお金がかかるかが分かった。
    利権ともいうような構造があるらしい。

    このままいけば、他の自動車競技を考えた方がいいのかもしれない。
    F1から、ホンダ、トヨタが撤退したのがうなづけた。

    本田が撤退する前に、本書が書かれていたのはすごいかもしれない。

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    2011年08月07日
  • ホンダの価値観 ――原点から守り続けるDNA

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    ネタバレ

    経営者の引き際が大事な点と、世襲ではだめだというのがホンダの経営の基本だ。

    トヨタも、1台、1起業のはずだった。
    初代が豊田織機。
    2代目がトヨタ自動車。
    3代目から、うまくいっていないらしい。
    4代目まで、2代目が創った会社の社長になっていては、豊田の家訓もへったくれもない。

    大不況のときに、挙母町に豊田の工場を誘致し、町の名前まで変えたのだから、
    この不況で、次の新しいことができるのは、ホンダかトヨタか、それ以外の企業だろうか。

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    2011年08月07日
  • F1ビジネス ――もう一つの自動車戦争

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    自分自身、年間すべてのF1をテレビで見るようになったのは去年からだ。大学1年の時にF1をテレビでやってることを知り、2年でたまに見るようになり、今にいたる。

    F1の見所について今更語るまでもないが、F1はオリンピック、ワールドカップに並ぶほどのお金が動いている世界である。それをホンダのチーム代表として見て来た著者が解説。

    F1の収入支出、スポンサー、開発費、チームについての解説にとどまらず、現在のF1を牛耳るFIA/FOM体制とそれに透明性を求めるメーカー連合との対立についてなど自分自身、F1好きでありながら全く知らない裏での動きについても解説。

    現在のF1はバーニー・エクレストン

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    2009年10月04日
  • ホンダの価値観 ――原点から守り続けるDNA

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    ホンダで長く海外駐在を勤めた元執行役員の書。「海外駐在でのビジネス学」は示唆に富む。

    「為替をいじって5千万とか1億とか儲けると、営々と働いて3千万の利益しかあげられないモノづくりの現場の人たちは、自分たちの働きが、あるひとの稼ぎよりも劣ったものでしかないと思ったとき、寂しさを感じて情熱を失ってしまうだろう。」

    ホンダはモノを作る会社であるから、金融事業や不動産事業などに手を出すことはご法度とされている。だから、バブル時代にも本業から逸れることなく、その後に多くの会社が受けたような不良資産を抱えることがなかった。

    ホンダの本業は、元々は本田宗一郎氏による二輪、四輪のエンジンをつくる会社。

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    2012年08月08日
  • ホンダの価値観 ――原点から守り続けるDNA

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    田中詔一著「ホンダの価値観」角川ONEテーマ21(2007)



    * ホンダの80%以上は海外ビジネスである。ホンダの海外事業の強さはメディアでも報じられることが多いが、その実践に長く関わった著者としては、企業戦略の云々よりも、日常の業務活動において、いわゆるホンダフィロソフィーというものが根本に流れていることを知ってほしい。

    * 問題に悩んだときには、最終的にお客様の近いところの立場になって考えることを心がけている。

    * ホンダは存在が期待される企業を目指している。海外の事業においても、初期のころから一貫して、利益配当の本国送金などを原則として行わず、現地で再

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    2012年04月25日
  • ホンダの価値観 ――原点から守り続けるDNA

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    ホンダについて知りたくて読書。

    ホンダの歴代社長の引き際が早いことに驚いた。そして子息へ世襲させなかった点が今のホンダにつながっていると分かる。

    2代目社長の河島さんは以前NHK「プロジェクトX」のマン島レース時に見た記憶がある。ホンダの力とユニークさ、本田宗一郎さんの人としての魅力を感じさせる放送だったと思う。日本企業はホンダから多くのことを学ぶことができると思う。

    個人的に海外駐在での著者の経験、組織を動かしていくための働き方が書かれている第五章、第六章が参考となる。

    読書時間:約50分

    本書は日本領事館大連出張所でお借りました。

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    2011年12月28日
  • F1ビジネス ――もう一つの自動車戦争

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    F1とビジネス。
    もうこれにつきます。現場にいた方が著者なので、
    華やかのF1の裏側が書かれています。
    ビジネスに興味ある方にはおもしろいと思います。

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    2011年04月06日
  • F1ビジネス ――もう一つの自動車戦争

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    HRD初代社長自らが「日本でより広い階層にF1を広める」という思いをもって書いた本。今まで知らなかったF1の裏の世界が分かりやすく細かく描かれている。F1好きな人にとってはこういったビジネス側も知ることで更に深みが増すかと思います。

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    2009年10月04日
  • F1ビジネス ――もう一つの自動車戦争

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    これだけのビッグマネースポーツが、個人により支配されている事実は全く知られていないことだと思う。今後F1を見ていくにあたり、その動向が気になるとともに新しい視点でF1をみることになる1冊。

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    2009年10月04日
  • F1ビジネス ――もう一つの自動車戦争

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    F!に関する経済と政治の話をうまくまとめられてる。カネがらみの話が公開情報からの推論がほとんどなのは仕方ないとはいえ、残念ではあるけど、普段おおぴらに語らえない話が多いのでこういうまとめはありがたい。

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    2009年10月04日
  • F1ビジネス ――もう一つの自動車戦争

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    著者はHRD(ホンダ・レーシング・ディベロップメント)の初代社長を勤めた人。
    それだけに内容は、ビジネスベースですが、普通のビジネス本ではない。
    なんせ、舞台は「タイムを1秒縮める為に100億円の開発コスト」をかける世界。
    普段のTV中継では見れない、F1の裏の争い。
    毎年、シーズン中盤になると次シーズンのレギュレーション改変が話題になったりしますが
    その辺のチームvsFIAの政治力学等も描かれて、面白かった。

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    2009年10月04日
  • F1ビジネス ――もう一つの自動車戦争

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    モータスポーツの最高峰F1の裏側・ビジネスとしての側面が書かれた一冊である。著者は実際に1999〜2005年までホンダ・レーシングチームの社長として、BARホンダF1チームを支えていた。この本が発刊されたのが2006年で、2006年シーズン前に書かれているものとして読まなければならないが、F1興行を支えるバーニー・エレクストンは今だ健在(もう一人の雄、モズレーは2009年シーズンを境に引退)で、エレクストンが考える魅せるF1の構図は未だに変わっていない。そのことを念頭に置くと、F1というスポーツ興行の裏に如何に多くのマネーが流れているのかを感じることができる。

    ただ、読んでて痛々しいのが、2

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    2012年12月22日
  • F1ビジネス ――もう一つの自動車戦争

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    著者はホンダ・レーシング・ディベロップメントの初代社長。F1がビジネスや政治的側面から描かれ、等身大のF1が理解できる。普通の人なら、F1はドライバーにファンがサインを求め群がっているとか、各国の著名人が観戦に来ているとか、フォーミュラーカーが同じところをグルグル回っているとか、派手なクラッシュが演じられているというイメージがあるのではないか。しかし、ウラでは、チームオーナーやメーカー代表が金儲けや会社のイメージアップを図るために必死になっている。ここ最近、メーカー系チーム連合と商業権を持つFOMおよびフェラーリの対立が話題となっており、F1が分裂の危機立たされているニュースが多い。その種とな

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    2011年12月27日
  • ホンダの価値観 ――原点から守り続けるDNA

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    ホンダの特異な社風を垣間見れる本。ただ現実そんなかっこいい事だけでやってこれたのか、とも思ってしまう。

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    2011年03月26日
  • F1ビジネス ――もう一つの自動車戦争

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    F1って数あるスポーツの中でも不透明な部分が多いスポーツなんだろうなぁって漠然と思っていたけど、これ読んで不透明さが増した。

    てかまずビジネスについて勉強せにゃ、本書に書かれている流れについていけん章もあったような気がします。

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    2010年08月08日
  • F1ビジネス ――もう一つの自動車戦争

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    ・F1は世界でたったひとつのオーダーメイド車である
    ・時速0から200キロまで5秒以内
    ・世界で20人しかいない希少なF1ドライバー
    ・ドライバーは所属チームからの年俸制、時には個人スポンサーを頼り自分からチームにお金を提供することも
    ・F1の開催都市は、ホテル食事交通など経済効果が果てしなく大きい
    ・F1に身を置くことで厳しい競争環境により技術者の育成につながる
    ・F1に参加する企業はビジネス効果上2位に甘んじることは許されない
    ・一周のタイムを一秒早くするためには約100億かかる


    前半はF1にかかる費用の話であり、後半はF1の政治的ビジネスの話が書かれている。

    今まで見えていなかった

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    2009年10月04日