中山治一のレビュー一覧

  • 世界の歴史〈21〉帝国主義の開幕

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    18世紀後半のビスマルク体制から第一次世界大戦後のヴェルサイユ・ワシントン体制までの国際情勢を中心に書かれた概説書。

    ドイツ帝国の宰相ビスマルクは、宿敵フランスを孤立させるとともにヨーロッパにおける戦争を防止するため、ドイツを中心とする一元的で複雑な外交関係の蜘蛛の巣を作り上げた。

    しかし、ビスマルクに引導を渡した若き新皇帝ヴィルヘルム2世は大英帝国への挑戦を決意し、独英関係の対立関係が深刻化したことが第一次大戦の要因となった。

    第一次世界大戦は、ロシア革命を引き起こし、初の社会主義国であるソビエト連邦を誕生させた。
    大戦の主戦場になったヨーロッパ諸国は、新たな戦争の形態である総力戦を戦

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    2023年12月03日
  • 世界の歴史〈21〉帝国主義の開幕

    Posted by ブクログ

    この時代に関して必要十分かつ網羅的にも詳述されており、ベルリン会議からヴェルサイユ会議まで過不足なく描かれたこの時代の主にヨーロッパの通史で日本語で読める書籍の推奨書籍の一冊に上げることができる内容がある。

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    2018年09月16日