ジェシー・ローリストン・リバモアのレビュー一覧
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ネタバレ【みきまるさん株式投資本オールタイムベスト2017年度版17位】
「投機というゲームは世界中で最も人々を魅了するゲームである。
しかし、それは愚か者や怠け者や
感情のバランスを欠く者のためのゲームでも、
一攫千金を狙う相場師のためのゲームではない。
そういった連中は、貧困の果てに最後を迎えることになる。」
本書の出だしのこのあまりにも有名なフレーズは、
まさに投機の本質を言い当てている。
もちろんこれ以外にも、名言のオンパレードだ。
「株や商品への投機や投資の世界において、まったく新しいことは何も起きない。」
「マーケットはけっして誤らないが、個人の考えはしばしば誤る。」
「特定の -
Posted by ブクログ
良い本でしたが・・・
この本は約300ページあるが約半分が伝記漫画で、リバモア自身が書いたものは少なく実際のボリュームは薄い。
でも、内容は濃かったと思う。
タイトルには「投資術」と書いてあるけど、実際の手法を解説した内容にはなっておらず(一応記載はあるがよくわからない)、ほとんどが考え方や心構えといったメンタルに関することだったので、タイトルと少し違うかなと思うが、やはりグレートベアの言葉はいちいち説得力があり、重みを感じる。
リバモアと言えば「欲望と幻想の市場」が有名だと思うし、そちらと内容が重複するものも多い。
個人的にもそちらの小説の方が好きなのだが、本人の言葉を聞くことのでき -
Posted by ブクログ
時間的要因を株価変動と組み合わせる。
朝早く、新しい考えが閃いて飛び起きる。徹底的に検証する。
仕掛けを急がない。上がると思ってもブレイクするまで待つ。
エントリー後にすぐに利が乗ったトレードが大儲けにつながった。
利益が目減りしても身を滅ぼさないが、損が膨らめば悲惨なことになる。損切りを忘れずに。自らが自身の保険プローカーであるべき。
ルールを持つが100%正しいルールは存在しない。予定通りに動かないときはポジションを閉じる。
時間的要因を記録に取り入れる。
値が利しすぎているという理由で株を売ってはならない。
大幅に下落しているという理由で株を買ってはいけない。
出来高の急増ととも -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
相場の世界で大勝利と破産を繰り返した稀代の投機家ジェシー・リバモア―彼はトレーディングにおいて厳しく徹底したルールを自らに課し、ほかからの情報には一切流されず、己の分析のみで相場に挑む孤高の投機家であった。
独力で作り出した投機のルールとそのルールを守る規律、破産に至った要因、そして数々の挫折から復活を成し遂げた相場の法則と、その後の多くの賢人たちに影響を与えた増し玉の極意とは…。
[ 目次 ]
第1章 投機という挑戦
第2章 株が正しく動くのはいつか?
第3章 先導株に従え
第4章 資金の管理
第5章 ピボットポイント
第6章 一〇〇万ドルの損失
第七章 三〇〇万ドルの利益