アノマリー投資・・・
何十年という過去を振り返ってみると・・・
マーケットには年月や、季節に現れるクセがある・・・
毎回まったく同じ、というわけではないけども・・・
こんな風になりやすい、という傾向があったりする・・・
アノマリー・・・
あくまでクセ・・・
あくまで傾向・・・
必ずそうなる、なんてことではない・・・
でも・・・
そういうクセを知っていると・・・
それを基に、他者と違った動きが取れ、差をつけれるかもしれない・・・
先の見えない未来を・・・
僅かばかり照らすことが出来るかもしれない・・・
もしかしたら未知ではなく、既知にできるかもしれない・・・
それによってリターンを高められるかもしれない・・・
この本は米国株式について・・・
まぁ日本株は米国株の影響受けるから、もちろん日本株の参考にもなる・・・
第5章からが主だったパターンの話になる・・・
ので、そこから読んでもイイ・・・
有名なNYダウの大統領選挙の4年周期のパターン・・・
大統領選挙の翌年が一番リターンが良くなく、悪いこともチョクチョク起こる・・・
中間選挙の年と合わせて、この2年は伸びを欠くことが多い・・・
一番上昇しやすいのは大統領選挙の前年・・・
大統領選挙の年と合わせてこの2年は良好なリターンを得やすい・・・
ということは中間選挙の年、株が下がっているようなら、仕込んでおきたい・・・
次は月ごとの季節性・・・
月で分けると・・・
11月から4月は最高の6ヶ月であり・・・
5月から10月というのは最悪の6ヶ月である・・・
さらに本来なら最高の6ヶ月なのに、下がっているようなら警戒が必要・・・
逆に最悪の6ヶ月なのに、上昇しているような強気到来、というように使うこともできる・・・
等々・・・
使ってみたくなるコネタが満載・・・
過去数十年の分析の結果なので、参考にはなるはず・・・
あくまで、クセである・・・
毎回同じ結末ではない・・・
が・・・
『過去によらずして、未来を判断する方法を私は知らない』し・・・
『私は歴史を指針として使うのだ』・・・