<目的>
オプションで稼ぐ
<メインブランチ>
●オプション
オプション市場は数多く存在するが、個人投資家が日本でオプション取引をするには、流動性において日経225オプション(大証)のみ。
オプションには「現物」と「先物」がある。
日経225は倍率1000倍の大型市場で取引手数料以上の取引コストが
...続きを読むかかる。
●買う戦略
1.キャッシュフローマネジメント
オプション買いでプレミアムを支払うために流出する資金と、オプションを売ることによって流入してくる資金を管理すること。
2.ゼロコストオプション
コストをカバーし、コストをかけないで仕掛ける「買い戦略」のこと。オプション買いはATMを買い、売り戦略はOTMを売る。
3.OPS
異なる銘柄を対象にコールとプットを買う戦略。株式サヤ取り。リスク限定。小資金で実行可。
4.ボラティリティを買う
(1)低水準のボラティリティのオプションを買い、ボラティリティの上昇を待つ。1〜3ヶ月かけて行う。
(2)バックスプレッド…ATMまたはOTMのオプションを売り、さらに離れたOTMを売り玉の数倍を同時に買う。
●売る戦略
「ネイキッド売り」リスク無限大、勝率80〜90%。充分な資金力がある投資家のみ。
リスク管理1.市場を選ぶ 2.トレンド・レンジを絶えず、確認。逆らわない。 3.損切りポイント 4.資金ポジション管理 5.毎日、建て玉チェック 6.割安のオプションを売らない
●その他の戦略
1.NOPS
時間価値の減少から利益を取る売買手法。デルタを中立に保つ。ネイキッド売り。無限大の損失リスク。
2.保守的売買戦略
リスクが小さい売買手法。クレジットスプレッド。カバードコール。プットのネイキッド売り。
リスクと収益の関係において優れている。
3.LEAPS
プット売り。残存期間9ヶ月以上の長期の株式オプションを対象。ゆったり売買したい週末投資家向け。
<感想>
比較的、読みやすい。筆者の手法が具体的に書かれているのでイメージしやすい。