あらすじ
目次
序章 はじめに
日本のオプション市場
日経225とは何か
日経225を取引する前に知っておくべきこと
米国との違い/証拠金/税金/日経225オプション売買のための準備
日経225オプションの価格表とオプション価格のメカニズム
日経225オプション価格表を読む/買いのシミュレーション/オプション価格はどのように決まるのか
第1章 買いの基本
第2章 売りの基本
第3章 プロが教える買い戦略
第4章 プロが教える売り戦略
第5章 プロが教えるスプレッド取引
増田丞美(ますだ・すけみ)
日本におけるオプション取引の第一人者。
『最新版オプション売買入門』、『最新版オプション売買の実践』、『オプション売買の実践<日経225編>』、『オプション倶楽部の投資法』(以上、パンローリング刊)、『日経225オプション取引基本と実践』、『日経225先物取引基本と実践』(以上、日本実業出版社)等、著書多数。他に、オプションに関するセミナーのDVD多数。オプション倶楽部の監修を初め、オプションの一般投資家への啓蒙活動等、幅広く活躍している。自身のオプショントレーディングの経験は、1980年代後半のロンドン在住時代から長く、多くの実績を残している。オプションに関しては株式、株価指数、ETF、債券、通貨、商品と幅広く多くの市場で取引してきた。1985年コロンビア大学卒(MIA/MBA)。
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Posted by ブクログ
日経新聞、225の終値とIVを記入する場帳、折れ線グラフ、玉帳、値板、勉強ノートを用意する。
毎日の終値とIVを記録する。それをグラフ化する。
玉帳を用意する
新規と手仕舞いの欄、日付、コールプットの区別と権利行使価格、限月、売り買いの別、数量。
インアウトスプレッド=インザマネーの買いとアウトオブザマネーの売り。買い方向への動きに賭ける。
レシオスプレッド=内側の買いと外側の2倍の売り。トータルでクレジット。コールは急上昇した後、プットは急落の後。コールのほうが失敗は少ない。急騰は続かないことが多いから。
市場で変動が小さければIVは小さい=オプション価格は低い。将来のIVの上昇に賭けるのは無謀。
オプション買いが有効なのは、IVが高いとき(オプション価格も高い)。逆張りにしかける。トレンドには乗らない。
ローソク足は余計な情報が目に入る。バーチャートのほうが有効。
オプション買いが利が乗ったら、OTMのオプションを新規に売る。
シンセティックポジション=オプションでつくる先物買いまたは売り。
日経225先物は個別株より変動幅が小さい。
本来下落時にIVは上昇し、上昇時には低くなる。日本の日経オプションは上昇時にもIVが上がるので投機的。
IVのグラフを手書きする。
クレジットスプレッド=期近の売りと、期先の買いの組み合わせと同じ。IVが低いとき、今後上昇すると思うとき。買いで利益を取るつもりで。
リバースカレンダースプレッド=期近の買いと期先の売り。売り玉で利益を取る。IVが高いとき。
両方のリバースカレンダーを同時に仕掛けるのはストラングルスワップという。
レシオスプレッド=OTMを買い、外を2枚売る。直近の高値を更新したときにコールで、下落したときにプットで。損失無限大に気を付ける。
カバードコール、カバードプット。基本的に先物の買いまたは売りでオプションはヘッジのため。
はじめに先物を建てる。動きを見てオプションでカバーする。
ネイキッドの売りは2~3倍で損切する。リバースカレンダースプレッドも同じ。リスク限定ではない。
ネイキッド売りは1000万円くらいの資金が欲しい。