本屋さんで偶然見つけた一冊。
証言→解説という流れが短くまとめられているので、ちょっとした合間に読んでいました。
ここで紹介されている外国人社員の証言は本当にリアルな声ばかりで、当然と思っていたことを見つめ直すいい機会となりました。
日本とそれ以外の国の違いをうまく対比してくれ、読みやすい内容とな
...続きを読むっています。
ドラッカー
:知識経済化する社会において、生産手段は会社の設備ではなく、社員の知識そのものに移りつつあること、社員が雇用主である会社の存続期間よりも長生きする社会になった
自己紹介のの順番→グローバル化の進展+生産手段が個人化、属人化しつつある知識経済化が背景
名前が先、次にしていること
同調型コミュニケーション:相手の意見・主張に対し調子を合わせ無批判に同意するコミュニケーションスタイル
協調型コミュニケーション:共通の目的を達成するにあたり、それぞれのメンバーが与えられた役割を果たすコミュニケーションスタイル
日本企業の分類:「伝統型製造業」「伝統型サービス業」「新興型製造業」「振興型サービス業」
・日本型会社観:「社長は社員の代表」「企業目的は永続性の追求」「長期志向」「社員の役割は多能工でゼネラリスト、成長するという前提」→資本主義の根源が農耕型社会にあることと関係→メンバーシップ型
・欧米型会社観:その逆→航海型→ジョブ型
仕事に対する価値観・優先順位
・日本「組織貢献型」(会社→家族→趣味)
・中国「独立起業型」(家族→コミュニティー→会社)
・インド「スペシャリスト型」(宗教→家族→会社)
・ベトナム「一家団欒型」(家族→コミュニティー→会社)
・日本「過程のマネジメント」:海外「結果のマネジメント」
・違いを価値に変える6段階理論
理解→信頼→提案→展開→深化→文化
<この本から得られた気づきとアクション>
・文化が違えば、解釈は全く違うもの。自分と自分の周りが常に当たり前と思わず、常に客観的に見ていきたい。
・違いを認識することで、いい面、悪い面も見えてくる。必ずしも悪い面ばかりで悲観的にならないこと。
・今後はこの本で書かれているようなことが日常生活に入ってくる。この問題を身近に感じるよう意識すること。
<目次>
第1章 職場のコミュニケーション編
第2章 ビジネス日本語編
第3章 マネジメント・チームワーク編
第4章 悩める上司編
第5章 就職活動・キャリア編