百怪祭

百怪祭

660円 (税込)

3pt

3.0

《戦乱の昏き世。足利が織田が豊臣が、そして妖異の者たちが描きだす壮大な伝奇絵巻!》その男は龍にならんとする蛇か? ──琵琶法師を殺(あや)めて奪った古文書が、油売り・庄五郎の野心を烈(はげ)しく燃やす。そこに記されしは邪淫教立川流の秘儀! 天下を取り、女を抱くため、古文書にしたがい、魔物と約定を交わす庄五郎。彼が辿る凄絶な運命とは?(「魔蟲傳(まむしでん)」)

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百怪祭 のシリーズ作品

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  • 百怪祭
    660円 (税込)
    《戦乱の昏き世。足利が織田が豊臣が、そして妖異の者たちが描きだす壮大な伝奇絵巻!》その男は龍にならんとする蛇か? ──琵琶法師を殺(あや)めて奪った古文書が、油売り・庄五郎の野心を烈(はげ)しく燃やす。そこに記されしは邪淫教立川流の秘儀! 天下を取り、女を抱くため、古文書にしたがい、魔物と約定を交わす庄五郎。彼が辿る凄絶な運命とは?(「魔蟲傳(まむしでん)」)
  • 闇絢爛~百怪祭II~
    550円 (税込)
    「天魔」「仏敵」と誹(そし)られ、畏(おそ)れられた室町六代将軍・足利義教(よしのり)。残虐非道の限りを尽くした男の心に巣くう凄絶な“闇”とは?(「荒墟(あれつか」)。邪教・立川流秘具を手にした後醍醐天皇は、洛中(らくちゅう)の“夜の声”すべてを聴く力を身につける。しかし、そこには底の知れない狂気の世界が待ち受けていた……(「夜の耳の王」)。恐ろしくも美しい、戦慄の全六篇!

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百怪祭 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年08月06日

     「魔蟲伝」「水虎論」「小面曾我放下敵討」「豊国祭の鐘」「かいちご」「飛鏡の蠱」「『俊寛』抄―または世阿弥という名の獄―」の7編を収録。いずれも中世後期~近世初頭を舞台とし、真言「立川流」を下敷きにした伝奇色の濃い時代小説である。この中では「『俊寛』抄」が格別に優れている。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年03月16日

    短編7篇収録。室町時代を舞台にした伝奇小説集。
    歴史的には今一つマイナーな(?)イメージを持たれがちな室町時代だが、ここを舞台に著者が小説を書くに至った経緯はあとがきに記されている。

    仏教における異端とも言うべき「立川流」が全作を通じて登場し、この作者ならではの衒学的作風と相俟って作品における妖異...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年05月25日

    時代小説。伝奇。室町時代もの。短編。
     411頁で七作品。ちょっとヘビー。説明書きばかりになって、年表と人物評を見ているようになっている。そういうところが読みにくい。
     それでも気に入ったのは世阿弥の話。綺麗。能の俊寛に囚われ、神がかりになる世阿弥。
     それを弟子が見つめ、憎しみさえ抱く。彼がたどる...続きを読む

    0

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