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1980年に日本で生まれた無印良品が、世界市場で成長を続けている。生活者の視点でのものづくり、簡素にして上質なデザイン――それらはどのようにして生まれるのか。無印良品を支えるクリエーターたちへのインタビューと詳細な取材を基に、無印良品の「デザインの秘密」を分析する。本書は、無印良品の成功の秘密をデザインの視点から考察しようというものである。「プロダクトデザイン」「コミュニケーションデザイン」「店舗デザイン」という切り口でさまざまに考察しているが、最も大切なのは大元にある思想を理解することだと考える。そこで本書を構成するに当たっては、4人のアドバイザリーボードの方々にインタビューにご協力いただいた。無印良品を支えるアドバイザリーボードの言葉は、読者が無印良品の成功の秘密を知るための助けになるはずだ。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2020年09月27日
想像以上に良かった。無印良品のイメージが長年の間に変わったことに興味があり、読んでみた。
実家近くの西友の中に、物心ついた時既に無印良品が入っていた。小学生中学生位までは幼かったのもあり「地味だなぁ」「(母親に連れられて行って)つまらないなぁ」という感じだった(今も子供の趣味ではないかもしれないけど...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年06月29日
これがいいではなく、これでいい。の理念。
理念を背景にして、社外デザイナーとの定期的ミーティング。本田技研で言うところのワイガヤっぽいミーティング。
顧客情報・国外視察から問題を開発して解決アイデアを提示、それから発売化まで3次の開発会議の仕組み。
問題開発の元となる多岐にわたる顧客データから、...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年11月04日
目指すのは究極の“これでいい”。
デザインを経営に活かす。
メインデザイナーが社外にいる、ということの効果。
無印良品の商品デザインの話かと思ったら、良品計画という会社そのものの在り方の話だった。
面白い。
★プロダクトデザイン
月1回のアドバイザリーボードミーティング。
結論は求めない。価値観を...続きを読む
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