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Posted by ブクログ 2012年07月28日
何度、読み返しただろう。
やっと僕の浅学拙考の頭に、僕なりの仕方でこの本を飲み込むことができつつある。
佐々木はラカンを引き、われわれの主体が<鏡>に映し出されるイメージと、「これは私だ/私ではない」という言葉によって作り出され、象徴界と想像界によって成り立っていることを明らかにする。
次にルジャ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月08日
フーコーもラカンもルジャンドルも全くどのような思想か知りませんでした。(フーコー、ラカンはちょっと本を読んだことがあったかもしれませんが、「どっからどう考えたらそういう風に考えられるのか」と思うほど意味が分からないまま終わりました。)が、この本でこれらの人が言いたかったのはこういうことだったのかとい...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月18日
『切りとれ、あの祈る手を』を以前に読んでいて衝撃的だったのを思い出す。本書も(まだ上巻だけだが)愉しく読めている。
文体に性格があるのなら、この方のそれは、大変熱くそして力強い。「反復を恐れず」に訴えかけてくる主張をどんな読者だって感じずにはいられないだろう。猛烈な卓見。
「フーコー、ラカン、ル...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月04日
まとめることを拒否する本だけれど、論理展開が複雑できらびやかなので、2回目読書後にまとめてみた。
1、ラカン
<想像界、象徴界、現実界>
想像界:頭の中で思っている世界のこと。
鏡像段階:言葉を知らない子どもは、鏡を見て自分のイメージ、自我を獲得する。鏡像段階とは、自らの姿に想像的に同一化する想像...続きを読む
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