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Posted by ブクログ
もうちょっと、家族に対して誠実な対応をしてあげてー。
家族に対するジルクの態度が、まるで反抗期の少年のようで、もうちょっと丸くなってもよいのでは?なんて思ってしまった。
魔道具はあくまで自分の生活を良くするためのものであって、多くの人たちの生活や安全を守るものではない。そのスタンスは良いのだけれど、命が脅かされている人がいるのを知った上で、それでもそねスタンスを貫くのは、一人が気楽とかポリシーがどうとかというレベルの話ではなく、傲慢で残酷、自分さえ良ければ他人など知ったことではないという侮蔑ではないだろうか?
熱中症で亡くなる子どもを減らしたいという熱意でもって働いていた従業員が、過労で倒れてしまった事で業務の見直しを始めたけれど、積極的に社会貢献に乗り出せとは思わないけれど、自身の持つもので救われる命があると知りながら、人との関わりが面倒だからと見て見ぬふりをするのは、ジルクの生き方に対して、疑念と軽蔑が混じったもやもやとしたもので胸が塞ぐ気分になるので、やめてもらいたいなと思った。
どうなるんだろうな?
慈善事業家にならないだろうし、そんなジルクは見たくないけれど、持つものの責任は、少しは意識して欲しい。
クーラー
本作を読んだのが夏だったので、共感するのはルージュでした。文章からジルクが作ったクーラーがどんなものか分かりにくかったのですが、挿し絵を見て納得。スポットクーラーのような形状なのですね。
それにしてもジルクは本当にマメ。家事も自分が快適に過ごすためなら苦にならないのでしょうね。こういう世界の貴族やお金持ちだと家事は使用人の仕事なはずですが、他人に家事を任せて自分が快適に過ごせるクオリティに達していなかったりしたら嫌だし、だったら自分で満足のいくようにしたいのでしょうね。
人生の全てを自分クオリティで生きる。うらやましい気もします。でも、毎日忙しいだろうなぁ。
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