ダイエットをしたら太ります。～最新医学データが示す不都合な真実～

永田利彦

「ほぼ確実にリバウンド」「BMI18.5未満の死亡リスクは２倍」「実は小太りが一番長生き」「低体重だと認知症になりやすく、病気以外の死因による死も多い」――摂食障害が専門の精神科医が、エビデンスに基づき、過剰な「やせ礼賛」文化を斬る！

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 暮らし・健康・美容 / ファッション・美容
• 出版社: 光文社
• 掲載誌・レーベル: 光文社新書
• 電子版発売日: 2021年07月13日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 11MB

[ブクログ · ★★★★★]

データベースを基に
「これでもか!!」
と痩せ信仰の問題を列挙する。

・BMIは２７程度までは気にしなくてよい
・体重が重いより軽すぎる方が死亡率が高い
・日本は低体重児が極度に多く、低体重児は太りやすい

[ブクログ · ★★★☆☆]

＜目次＞
はじめに　あなたはダイエットに乗っ取られていませんか？
第１章　　ダイエットをしたら、太ってしまった！
第２章　　誰も言わなかった、ダイエットの落とし穴！
第３章　　ダイエットがダメなら、どうすればいいのか？

＜内容＞
多かれ少なかれ言われていた「ダイエットは効果がない」を、わかりやすく、多くの事例を挙げながら説明した本。著者は精神科医で、摂食障害の専門家。ダイエットは必ずリバウンドがあり、「飢餓」に対する遺伝子が発動してしまう。ダイエットを繰り返すと、身体の老化が進み、早死にする。もうこれくらいでいいと思う。軽肥満が一番いいのだ！（自分の体格を見ながら…）