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Posted by ブクログ
メルヘンチックな洋館を守る、甘くない現実の話と、合間に現れるRPG風の状況説明の絵面のバランスがザ山下ワールドという感じでとても面白かった。
出てくる人たちの経済力は、全体的にかなり高い方だと思う。なにせ、4人で2億の不動産が買えてしまうくらいなので。。そんなパワーのある人たちが、草の根運動を展開していく様子がとても勢いがあって、爽快感を感じた。
どんなに美しいものでも、お金と法律の知識、あとは政治的な交渉力がないと守れないという生々しい現実を、山下氏の綺麗な絵柄とバイタリティでストーリーとして読ませていく手腕が流石だった。
一点、割と登場人物の名前と人間関係が事前説明なく進んでいく感じがあったので次巻以降で登場人物のまとめ的なページがあるとよいなと思った。
Posted by ブクログ
花粉症の鼻炎薬を飲むおかげで殺人的に眠くなる3月は、読書が進まなくて困ります。そんなときにはせめて漫画を、ということで、このコミックを読みました。
お恥ずかしながらわたくし、2巻が2022年2月に発売されるという情報を得るまで、この作品のことを知りませんでした。知ってしまった以上は、山下和美ファンとしてはやはり読みたいので、1巻と2巻を同時に購入したのでした。
そしてなんとこれの前に、山下さんのご自宅として数寄屋を建てられたときの顛末が描かれたコミック(『数寄です!』全3巻と『続 数寄です!』全2巻)が出ていることが判明。ううう、こっちも読みたいけど、ひとまず、またいずれ……。
さて、本作ですが、世田谷にある水色の洋館に山下さんが一目惚れしたものの、この土地の開発計画が進んでいて、館が近く土地ごと売却される予定になっていることを知り、ちょっと待ったぁ! と、この洋館を守るべく奔走する、というお話です。
この館は、尾崎行雄が明治時代に建てたものだそうで、写真を見ると確かにオシャレ。神戸の異人館を思い出します。これが取り壊されると思うと、やはりすごく残念に思いますね。けど、これも時代の流れかと、私だったらあきらめちゃうかも。
2巻が発売されたばかりの今(2022年3月)、山下さんたちのがんばりにより、館は残っているようです。が、まだ話は終わっていないので、3巻が出るのを心待ちにしています。
ちなみに、先月読んだばかりの『ツイステッド・シスターズ』、実は、この世田谷の旧尾崎邸の話から生まれた作品なのです。これを知って読むとさらに味わい深い。これからがますます楽しみになりましたよ!
フィクションだと思ってたらエッセイ漫画だった。作者の洋館へのロマンは伝わってくるし理解もできるんだけど、取り壊し阻止の過程にはそれほど興味をそそられない。
保存
旧尾崎行雄邸が取り壊されることを知り、保存の動き出す作者のエッセイコミック。
保存自体はいいことだと思うけどゼネコンを悪く書きすぎなんだよなぁ。
所有者が売りたいって言ってるだけなのに。
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少年・青年マンガ
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