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Posted by ブクログ
「人喰観音」と「やみ窓」でがっつりハマった篠たまきさん。新作が出るということで調べていたら、サイン本入荷の情報をゲット!これは買わなくては!と送料+手数料で本体価格の倍以上になってしまった。がしかし好きな作家さんのサイン本にはそれ以上の価値を感じてしまう。そして嬉しいご褒美が。Twitterでサイン本欲しかったので本体価格の倍かかったと呟いたら、なんと著者からTwitterでコメントが!買って良かったと思えた瞬間。もちろん家宝にします。転売する人がいるけど転売なんて考えられない。
それはさておき、内容は装丁の通り、怖気と寒気と臭気が混在したホラーミステリー。土俗的な怪奇譚が好きな方にはどストライク。しっとりねっとりした展開が嫌な汗を滲ませる。氷室の中の極楽浄土、そこに咲く氷室の華の光景が美しい。この世界観、猟奇的だが芸術的で良い。私の性感帯をつついてくるのだ。
Posted by ブクログ
かなりよかった、
情景の描写が美しい。
蝉の声が聞こえてくるかのような少年時代。
夏の話に感じるのに温度は低めにかんじた。山だからか?
村八分の話は胸が苦しくなった。
狂気って本来あって然るべきものなのかもしれない。
今は法律や常識が世間一般で認知されることで秩序が保たれているけれど、本来は村ごとで当たり前があったり、正しいという概念はもっと曖昧だったのかも、と思った。なぜなら、この作品の中では本来グロテスクな描写であっても凄惨さを感じさせなかった。
(正しい価値観を書き換えられた感覚になった。)
外から見ると狂気でも、内から見るとなにがおかしいのか分かっていないから狂気なのだ。
何よりこの作者さんの文章は美しい。そしてひらこ、かきひらをここまで美しいものだと感じさせるのもすごい。もっとこの作者さんの作品に触れたいと思った。
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