映画ノベライズ 約束のネバーランド

白井カイウ / 出水ぽすか / 七緒 / 後藤法子

孤児院で“ママ”と、幸せに暮らしていたエマ。彼女は、里親に引き取られ外の世界で暮らす日が来ることを待ちわびていた。里親が見つかり、孤児院を後にするコニーの忘れ物に気づいたエマとノーマンは、決して近づいてはならない“門”へと向かう。そこで目にしたものは、“鬼”に食材として献上されるコニーの姿だった……。話題沸騰の脱獄サスペンス映画をノベライズ！

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内小説
• 出版社: 集英社
• 掲載誌・レーベル: 集英社オレンジ文庫
• ページ数: 228ページ
• 電子版発売日: 2021年03月12日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 4MB

[ブクログ · ★★★★★]

映画化で話題になってたから
ずっと気になっていた１冊でした。

そしてついに読み始めてみたら
最初の数ページでギューンと
“約束のネバーランド”の世界に惹き込まれていました。

自分でも吃驚する程に惹き込まれていて
寝る前の１時間だけ読もうと思ってたのに
気がついたら最後まで読んでいました。

それぐらい夢中になった１冊です。
（どれくらい夢中になったか伝わるかなぁ）

大切な家族との幸せな日々だったのに
突如突きつけられた現実に絶望する。

だけど
どれだけ阻まれても追い詰められても
大切な家族全員が幸せになることを諦めないエマ。

ハウスの秘密を知りながらも
いつか訪れるその日のために入念な準備をして
自分が犠牲になろうとしていたレイ。

大切な家族全員が幸せになるために
エマとレイと作戦を練り続け
最後までもがき続けたノーマン。

本当にこの3人の姿に感動しました。

[ブクログ · ★★★★★]

この作品を読んで私は、鬼滅の刃と同じで、この作品にも、人食い鬼が出てきます。ですが、鬼滅の刃と違って、この作品は孤児院という施設の兄弟を守ろうと戦うノーマンとレイという少年とエマという少女のお話です。仲間を守ろうとするエマ、レイ、ノーマンの優しさや強さにとっても心が惹きつけられます。是非、皆さんもこの作品を読んでみて下さい。