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Posted by ブクログ 2023年11月26日
センのcapabilityの理論、パレート効率など幅広く網羅されているのがとても良かった。
巻末の参考書籍が豊富でポイントが書かれていてとても良かった。センの理論については、巻末にも記載されていた原著の福祉の経済学が、簡潔でわかりやすかったが、この本は周辺の理論についても述べてくださっているのが、位...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年10月29日
これはめっちゃ面白かった!
厚生経済学と呼ばれる初歩的な領域に触れられる良書!
経済学に使う基本的な数学の知識があればオススメ。
6章までは一般的な経済学の説明ともとれるが、その土壌の上で展開する7章が新古典派経済学に慣れきった一般的な経済学徒の脳に電撃を放つ。
そして8章から最終章に到るまで、哲...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年06月27日
本書は一橋大学経済学部教授で厚生経済学や社会選択理論を専門としている蓼沼宏一氏の書いた本である。
内容は、効率と公平(本書では“衡平”という言葉で言い表している)を鑑みて、最善の経済のあり方について模索する際に考慮に入れるべき様々な考えを、主に厚生経済学の視点から提供したものである。
多くの人に...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年04月08日
宮崎哲弥氏が、その著書とか雑誌とかで、折に触れて本書を進めているのを見て、そんな凄いものなら、と思って入手。あと、タイミング的に経済学への興味が高じている昨今なんで尚更。個人の性格やら生い立ち、生活環境まで考慮に入れると、皆が同じように幸福になる平等性は、なかなかに得難いって話。それを理論的に可視化...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月09日
「ー」
これが中高生向けなのに驚く。内容は極めて高度だが、書き方は読みやすい。中高生の学習意欲を刺激するだろう。
PS福祉指標は初めて聞いた概念だった。が、日本とブータンの幸福の違いを表すのに使えそうだ。とても面白い考え方。
”効率”はパレート効率で無くてはならず、誰かが損をするのでは意味がな...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年07月10日
効率と衡平のバランスをいかに取るのか。
福祉指標としての、消費・労働情報、機能の情報に基づく比較と、比較の順序としての選好順序、評価順序があること、パレート効率性、マキシミン原理などの考え方を知り、経済学、社会的選択理論やメカニズムデザイン等を紹介し、福祉の向上という観点から経済システムや公共政策を...続きを読む
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