福島モノローグ

福島モノローグ

1,870円 (税込)

9pt

忘れたいことがある。忘れられないことがある――福島から語られる「いま」の声は、死者の声を響かせながら、未来へと向かう。『想像ラジオ』の著者による、21世紀の『苦海浄土』。

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福島モノローグ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「福島」とか「避難民」とか「犠牲者」とか、記号てひとくくりにすることの恐ろしさ。

    人は皆、生きている。
    一人一人の人生を。

    記号でラベリングして、分かった気になるのは
    やめよう。

    知らないことを知らないと認めることから始めなければ、「知ろう」とする気持ちが生まれない。

    「知ろう」とすることは

    0
    2021年07月02日

    Posted by ブクログ

    原発事故の不合理な影響を受けて、様々なその後を生きている方々の声。
    一人一人が深く様々な考えを持って生きていることを、まざまざと感じる。本当にまざまざと。
    特に最初の話が心に残った。

    0
    2021年05月03日

    Posted by ブクログ

    「想像ラジオ」を世に送り出した
    いとうせいこう さん
    2011.3.11から十年
    また より凄い 心に届く
    一冊を出してくださいました

    特別な人ではなく
    「フクシマ」にまつわる
    「お人」から
    流れ出てくる言葉の数々

    身に沁みて
    心に沁みて
    伝わってきます

    コロナ禍の中
    オリムピック開催是非の

    0
    2021年04月26日

    Posted by ブクログ

    震災を忘れるなとか何かを取り戻そうとかは外の人の発想
    毎日毎日が続いていくだけ
    そういう声が聞こえる

    0
    2021年04月05日

    Posted by ブクログ

    「東北モノローグ」に続いて「福島モノローグ」です。本当は、こちらの作品の方が先に出されています。東日本大震災で被災された福島の方々の“語り”を収録しています。

     福島がそれ以外の被災地と異なるのは、原発の被害を受けたことですよね…。

    ・牛は「自然の造園師」と呼ばれることから、牛が草を食べることが

    0
    2024年05月31日

    Posted by ブクログ

    いとうせいこうさんが福島で聞き取ったお話を本にしたもの。
    一人称はそれを語った人で、いとうさんは「おわりに」でしか出てこない。それ故、その方から直接語りかけられている気持ちになる。
    喜びがあり、悲しみがあり、今の日常生活そのものなのだが、明らかに2011年3月11日の震災と原発の爆発により、不連続な

    0
    2022年11月29日

    Posted by ブクログ

    いとうせいこう氏が聞き書きした被災者の証言の数々。様々な立場や年齢層の人たち(すべて女性)の地元への思いが詰まった一冊で、それぞれ人柄が滲み出るような淡々とした語りが印象的。被災牛による農地再生など、恥ずかしながら今になって初めて知る活動や事実も。災害復興住宅を終の棲家にしようとしているおばあちゃん

    0
    2022年03月10日

    Posted by ブクログ

    「想像ラジオ」で東日本大震災で亡くなった人たちを想像して語り部となったいとうせいこう氏が、今度は震災で被災した人たち、被災した人たちの支えとなろうとした人たち、そういう人たち、特に女性にインタビューをして聞き書きをしたノンフィクション。
    傾聴がいかに自分の硬直をほぐしてくれるかを知っていたから、聞く

    0
    2021年06月09日

    Posted by ブクログ

    遅ればせながらつい最近著者の「想像ラジオ」を読み、すごい作品だと思った。この著者の福島の人へのインタビュー集なら信頼できると思った。

    WITH COW
    餓死や殺処分をされた牛のことを考え、悲しんだことはあったが、具体的にどのような死に方をしたのかまで考えていなかった。杭に繋がれたままの牛の餓死、

    0
    2021年04月12日

    Posted by ブクログ

    もっと多くの声を聞いておかなければと思った。何年もかけて開墾し土壌を改良して作った麦畑が汚染土のフレコンバッグ置き場になってしまった話、牛の鼻が考えられない程伸びて死んでいた話など一人一人の人が抱えなければならなくなった痛みにせめてずっと耳を傾けていかなくては。

    0
    2021年04月05日

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