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スマートフォンカメラなどに搭載される「電子の目」、イメージセンサー。ソニーのイメージセンサー事業は現在シェアナンバーワンで、ソニーの収益面をがっちりと支えている。
しかしこの事業、実はソニー社内では「問題事業本部」「負け組」「お荷物集団」と言われ、事業所の中心も神奈川県厚木市の「辺境」にある。そして、会社のトップはひそかに事業売却を検討していた――。
一体どのようにしてソニー半導体は幾多のピンチを乗り切り、ついには会社の基幹事業といわれるまでになったのか? 素人本部長とプロの技術者集団による痛快逆転ストーリー!
Posted by ブクログ 2021年03月05日
CCDイメージセンサーの成功による「イノベーターのジレンマ」に陥らず、CMOSイメージセンサーで如何に大躍進を実現したかが、その背景とともに語られています。個々人の活躍が「ネアカ」ポジティブに語られているので、楽しく読めました。「前任者の不始末もすべて現担当の責任だ。すべてを背負って責任持って立ち向...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月23日
この本めっちゃ面白いんですけど。
半導体やイメージセンサーについて全く知らない素人なので、
技術のこと(とソニー内に役職)が全然分かりませんが、
それでも読んでいてソニーの半導体事業復活が垣間見れる良書です。
胸が熱くなってきます。
出井体制・ハワード体制でめちゃくちゃにされたソニーも
現場の技術...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月29日
ソニーの裏面照射型CMOSイメージセンサーの歴史が理科出来る本。CMOSイメージセンサーとしては他社が進んでいて、採算面から他社に売られそうな時期もあったとは。今では信じられないが。
日本企業はプロセス技術じゃなくて、半導体開発の技術であれば勝ち目はあるということか。
ビデオ、テレビ、スマホとい...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月06日
今やイメージセンサーのグローバルトップシェアを誇り、日本に残された唯一の半導体デバイストップ企業とも言われる、SONY半導体部門の隆盛を描いた一冊。筆者は元SONY CSOの齋藤端氏。
CMOSイメージセンサーといえばSONY、というイメージでいたので、まさか最後発で参入し、特許も軒並み取られていた...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月31日
2000年代ソニー終わったと言われてた時期に色々な記事や本を読みました。OBや去っていった人の本。SOBAの会つーのも知りました。
そんな時代を生き延び、半導体事業を大きく育てた方の本。
いちばん興味深かったのは、Googleと提携してGoogle TVを作ることになった契機などが書かれていたと...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月30日
たまたまAudibleで見つけ、ソニーファンであるため拝聴。半導体ビジネス側からの視点でソニーの電気ビジネスとの関わりが語られている。ソニーの歴史をいろいろなマネジメントの行動、小噺とともに述べられています。ソニーは特殊な会社だということがよくわかります。個人的にはすごく面白かったですが、読む人を選...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月13日
イノベーションを起こし起こし続けるにはネアカポジティブでないと。外からダメソニーと言われても社内がそういった雰囲気なら跳ね返せる。
ソニー設立趣意書「技術上の困難は寧ろ之を歓迎」 「真面目なる技術者の技能を最高度に発揮せしむべき自由闊達にして愉快なる理想工場の建設」の精神が通底してるから強い、いい...続きを読む
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