ながいながいペンギンの話

ながいながいペンギンの話

704円 (税込)

3pt

4.3

南極大陸をふき荒れる,その冬最後の雪嵐のなかでペンギンのたまごが2つかえりました.ルルとキキ兄弟は生まれたばかりだというのに元気いっぱい.両親のるすにこっそり家をぬけだして….楽天的で冒険好きな活力にあふれる主人公たちは,1957年の刊行以来,日本の幼年文学の代表として,幼い読者に受け入れられてきました.

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ながいながいペンギンの話 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年09月12日

    これは凄い作品だ。と読みながらずっと思ってた。
    ストーリーラインの因果と起伏、この三幕構成の入れ子構造、構造自体の格子の堅牢さに鳥肌が立った。
    骨組みが素晴らしいからこそ物語も読みやすいしスッと入ってくる。
    あと絵もかわいい

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    Posted by ブクログ 2020年07月26日

    タイトルの「ながいながい」に怖じ気づく子が多いんじゃないかと思うけど、実際は低学年からでも読めるような長さのお話が3つ。性格の違う兄弟の描写、人間も含めた他の生き物とのエピソードなど、どんな年齢で読んでも何か考えさせられることがあるのでは。

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    Posted by ブクログ 2012年01月18日

    南極の小さな双子のペンギン、ルルとキキの物語。わんぱくで冒険好きだけど少しプライドの高い兄さんルル、おとなしくて寒がりだけど優しい弟キキ。人間に捕まったり、流氷に流されたりシャチやトウゾクカモメに襲われたり…二匹の冒険にハラハラ、かわいらしさにほっこり。素直に読めるよい物語です。中学年から。

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    Posted by ブクログ 2023年11月30日

     最初の雪嵐の中、じっと腹這いになって卵を温める、おとうさんペンギンに対して、「しっかりして」と卵の中から励ます、子どもたちの場面から、そのほのぼのとした優しい雰囲気に引き込まれて、本書を書いている、いぬいとみこさんに好感を持つ。

     南極を舞台に、そうした経緯で誕生した、二羽のアデリーペンギンの男...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年01月01日

     1957年に他社出版社から初版が出た児童書。
    当時の日本の児童文学(童心主義や、逆に感傷・芸術的であったり謎解き要素など)の主流から脱した、シンプルかつ単純で、”少し長い面白いお話”...。→こういう作品を作るのは簡単なようで難しいと思う。今読んでも楽しめるこのシンプルさに脱帽。
     可愛らしく、自...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年03月18日

    性格の違うふたごのペンギンが生まれてから成長していく中でのエピソードが3つのお話になっています。特にルルは、向こう見ずなところもあるけど勇気を出してすごい活躍をみせ、子供が自分と重ねあわせて楽しんで読めそうです。最後の章は、ルルの優しさも感じられて、色んな気持ちを感じさせてくれるお話だと思いました。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年02月26日

    南極大陸をふき荒れる,その冬最後の雪嵐のなかでペンギンのたまごが2つかえりました.ルルとキキ兄弟は生まれたばかりだというのに元気いっぱい.両親のるすにこっそり家をぬけだして….

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    Posted by ブクログ 2012年07月27日

    おもしろかった〜!ペンギンかんわい〜!!(≧∇≦)

    お話もほほえましくてかわいいし
    ペンギンの兄弟の様子も行動もしゃべり方もかわいいし
    ふわふわぽわぽわな表現もかわいい!

    なんかたまらなかったです
    ものすごいペンギン好きとか動物好きってわけじゃないんですが
    ずっとニヤニヤしてました^^*

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    これは、懐かしい。小学生の頃に読んだ本です。ペンギンの冒険。とでも言いましょうか?!読み返さないとはっきりとした話が蘇らないのですが・・・とにかく、懐かしいです。

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