冷徹な伯爵は没落令嬢に愛を乞う

朝陽ゆりね / 森原八鹿

放蕩の限りをつくす継父によって、男爵令嬢であるにもかかわらず、シェリーはダリル伯爵家へ奉公に出るよう命じられる。“あばずれ”と吹聴されて出された伯爵家では、冷徹な当主アルスライドから“躾”を受けることに――。乙女の証と引き換えに、シェリーは自分の運命を狂わせた男爵家と決別して生きていくことを決意する。一方、聞いていた話とあまりにも違いすぎるシェリーの人となりに、アルスライドは戸惑っていた。あの父親はたしかにゲスな男だった。なにか秘密があるはず。アルスライドは家令に男爵家の調査を命じる――。

• カテゴリ: TL
• ジャンル: TL小説
• 出版社: くるみ舎
• 掲載誌・レーベル: こはく文庫
• 電子版発売日: 2020年12月18日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[みりん · ★★★☆☆]

最初から衝撃的な始まりで、その後どうしてこうなったのか…ということが明らかになり、ヒロインが可哀想すぎて感情移入してしまう。これからどう幸せになるんだろうと思っていたのに、そこからの2人の気持ちの移り変わりがあっさりすぎて、え？これで終わり？感は否めない

＃泣ける

[sam · ★★☆☆☆]

かなりあっさり

最初の方は話がサクサク展開があるのに対して後半あっさりしすぎて物足りない。値引きで半額になっていた期間に+クーポンで買ったが、正規の値段では買いたくない…

[匿名 · ★★★☆☆]

ヒーローが普通にヒドイ。
ヒロインの継父メチャクチャ怪しいのにあっさりと信じてヒロインに無体なことをするなんて、有能って言われてるけど疑ってしまう。
ヒロインもチョロすぎな気がして、共感できなかった。

[佳香 · ★★★☆☆]

終わり良ければ全て良し・・・？

自分が噂通りの女かどうかを示すものは、事後の証であって、コトが終わるまでは何を言っても聞いてもらえないわけで。
せめて途中で踏み止まってくれたらなぁと思うけど、こういう話ってたいていは・・・なので、読んでいて胸が痛い。
おまけに、先に言えばいいのに・・・なんて思うヒーローにイラッときた。直後に反省し、自分が全て悪いと認めたのは当然だけど、やっぱりこの辺りはマイナス評価としてしまう。
そしてこの手の作品でいつも思うのだけど。自分を力ずくで奪った男に惚れるもんかね～？ま、そうじゃないと話が進まないのだが。そこら辺もちょっと苦手なのでトータルでマイナス２とした。