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「わたくし、殿下との婚約を破棄させていただくことをここに宣言いたします!」——エントランスホールに響いた声は、王太子・ジェリルの婚約者・エリーゼのもの。原因不明の体調不良が続くエリーゼは、「殿下を妬む誰かの呪いでは」という親友メルダの言葉を真に受け、大好きなジェリルに嫌われようと塩対応の悪女を演じて婚約破棄を宣言する。一方ジェリルは、そんなことはまるで意に介さず、エリーゼの宣言を戯言だの痴話ゲンカだのと斬って捨てるのみ。幼い頃からエリーゼだけを一心に愛するジェリルには、すべてお見通し。婚約破棄を華麗にかわしつつ、エリーゼを苦しめていた体調不良の原因を裏で突き止め……!? これで解決、と思いきや、エリーゼは「本当はあなたのことなんか好きじゃないんだからね!(意訳)」と拗らせ発言で大暴走。これには堪えたジェリルの次の一手は?
健気な拗らせ令嬢と、すべてお見通しな執着腹黒王太子の、すれ違い完落ち溺愛ロマンス!
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