アメリカの政党政治 建国から250年の軌跡

アメリカの政党政治 建国から250年の軌跡

968円 (税込)

4pt

4.3

アメリカの民主・共和の二大政党は、世界の中で極めて異質だ。両党は、地域の政党組織の連合体に過ぎず、党首、恒常的な綱領、党議拘束もない。他方で、地方政治家、政府高官、裁判官など隅々にまで浸透し、いずれかの党派であることが当然視される。両党は法によって優遇されてもいる。本書は、支持層・基盤を変えながら二大政党が制度化していく歴史を辿り、大統領を中心に語られてきたアメリカ政治の本質を描く。

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アメリカの政党政治 建国から250年の軌跡 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年03月25日

    アメリカの政治に対する解像度はあがったけども、やはり根本的に知らないわからない世界なので、書かれていたことの3割もわかってない気がする…

    また読むべきだなと

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    Posted by ブクログ 2021年04月25日

     穏健な二大政党制が、分極化することで、現実への対応ができなくなった。
     やはり、こうしてみると、中選挙区制のダイナミズムを失ったことが、日本の政治の劣化に繋がったことを再認識する。
     
     ただ、それにしても、歴史を紐解いてみると、二つの政党のイメージが時間をかけて固まってきたことに。

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    Posted by ブクログ 2021年04月17日

    アメリカの政党政治の淵源から現代までの過程が分かる本。

    例えば、以下のようなことが良く分かって良い学びになった。しかし、新書だからか遊びが無く、中々読み進まず、読み終わった頃には疲れ果ててしまった。

    ・建国者たちは党派制に反対していたが、連邦政府にどこまで権限を認めるかで、連邦派と共和派で対立し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年02月05日

    知っているつもりだったアメリカの政党政治が全く違っていた。素人にもアメリカを理解する上で非常に有意義な本。

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    Posted by ブクログ 2020年12月26日

    わかりやすい、読みやすい。
    法学政治系、国際関係界隈に関心のある高校生も読めるレベル。
    アメリカ政治史とも、とれる。
    ニュースで、細かく他国の政治アクターの解説はしないので、非常に有用。

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    Posted by ブクログ 2020年11月05日

    大統領ではなく二大政党制の形成・変容過程からみた米国政治史。現代アメリカの政治的分断も、決してトランプの個性だけによってできたのではなく、その下地が1990年代から形成されてきたことが分かる。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年12月21日

    アメリカの政党は建国と憲法制定の時点で、政治の担い手として想定されなかった。党派の存在は共通善の実現を妨げるからだ。それでも連邦派と共和派が登場し、共和派の一党支配を経て民主党とホイッグ党による競争が始まる。以後19世紀末までに、二大政党は社会に深く浸透し「政党の時代」が訪れた。市民は支持政党を持つ...続きを読む

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