父よ、あなたは…

沖田×華

嫌い嫌い大嫌い、超憎んでる父(17年間、音信不通)が突然、死んだ。
それが、まさか、こんな気持ちになるなんて!
『透明なゆりかご』『お別れホスピタル』『不浄を拭う人』で絶好調、
沖田×華、亡き父タカシの喪の仕事!


暴力、暴言、略奪、ストーカー行為、警察沙汰ーー父にはさんざん迷惑をかけられた。家族はみな父から逃れるためにバラバラに暮らした。つまり一家離散だ。私は父が大嫌いだった。東京に出てきて漫画家になり、忙しく仕事をしていた。父とは2度と会うつもりがないまま気がつけば17年が経過していた。そこへ突然、届いた父の訃報。バラバラに生活していた家族が久しぶりに顔を合わせることになり、それがまた新たな事件の始まりとなった!

• カテゴリ: 少女・女性マンガ
• ジャンル: 女性マンガ
• 出版社: 幻冬舎
• 掲載誌・レーベル: 幻冬舎単行本
• 電子版発売日: 2020年10月15日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 123MB

[匿名 · ★★★★★]

個性派揃いの沖田さんの家族の中でも、お父さんにスポットを当てた一冊です。

どんなにひどい目にあってきても、いざ亡くなったら悲しくなるものなのかな・・・と、思いました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

兄弟が数人いると、性格が分岐するもの。×華の兄は

子たちの自立を妨害しストーカー化していた父が自宅で「孤独死」で発見された／同居する伯母は認知症で、電話魔の父が携帯の電源を切っていることを不審に思って電話すると「死んどるよ」。父（自営業で理不尽にこき使われ、新卒就職の職場にも父からの迷惑電話で退職したぐらい、カネの無心は手切れ金、全預金３００万円渡したのちも）と接触があるのは、×華の引きニートの弟（一人暮らし）だけだったが、彼は電話で朝がた話し、声が突然途絶えたが「１１９番なんて知らないしかけられないよ」放置していた。
　死亡は６時間後、死に顔は葬儀屋も化粧できないほど真紫の苦悶の表情

[ブクログ · ★★★☆☆]

富山に着く前魚津を通過する窓際の席から　雑居ビルとビルの間にあるダクトから酒屋とホステスの逢い引きを覗いていた　パイプカットって金玉の手術だよ　老化が進むと眉毛等の末端の毛が伸びる　「ストレスによるメルトダウン（発達障害特有のパニック発作）」と診断され投薬スタート　亡くなったら赤字を抜きます

[ブクログ · ★★★☆☆]

大嫌いな父が死んだ。

迷惑、としか言いようがない言動と行動ですが
結婚して本性が出たのか、もともとこうなのか、が
ちょっと知りたいです。

花をもらうと香典いらない、というルールも驚きですが
やはり身内（？）の行動が一番驚きです。
金にがめついのはいいのですが
後々考えるとどっこいどっこいのような？？

ちょっと驚いたのが、入院の身元保証人。
これって、辞められるんですね。
お願いされた場合のみ、なのか、は分かりませんが
渋々なった場合、ありがたいです。

[あむ · ★★★★★]

こんなお父さんいるのかね

蜃気楼家族から読んでいます。
お父さんのハチャメチャっぷりは、漫画になっちゃうくらいだから相当なのですが、そんな父がどうやって最後を迎えるのか、どんな弔いになるのかが描かれています。
それぞれ愛情は確かに持っていて、みんなその伝え方がうまくいかなかったんだなー。と。

＃切ない ＃深い ＃タメになる

[さんこ · ★★★★☆]

最後まで面白い

『蜃気楼家族』から沖田×華さんを知りました。登場するお父さんの印象は強烈で、本作でお父さんが亡くなってからのお話は絶対に読みたいと思い購入しました。最初から衝撃的で、家族親戚あるあるな厄介ごともあり、最後まで面白かったです。

＃深い