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昭和最後の秘境は東京のど真ん中にあった!新橋駅前の二つの名物ビルの全貌。
サラリーマンの聖地であり、高度経済成長のシンボルでもあった新橋。なかでもそのランドマークが新橋駅前ビルとニュー新橋ビルだった。完成から50余年を経て、震度6強で倒壊の恐れがあると認定され、現在、駅前の再開発計画が進められている。
吞み屋、金券ショップ、寿司屋、ビーフン屋、中国マッサージ店……。東京のど真ん中にあって、昭和の懐かしさをいまなお色濃く残すディープなこのビルを楽しむ時間は多く残されていない。戦後の闇市から脈々と続く魅惑的なカオスの全貌とまだまだ知られていないビルの素顔を、そこで働く人々の証言をもとに多数の写真とともに伝える異色の探訪記。
一歩足を踏み入れると、迷路のようなビルの中は、アッと驚く楽園だった!
Posted by ブクログ 2021年12月25日
サラリーマンの聖地新橋。戦後のヤミ市の痕跡を残す二つの再開発ビル。そこで商売を営む人々。
新橋駅を挟んだ新橋ビルとニュー新橋ビルはどちらもヤミ市がルーツ。区画整理により出来たビル。内部の区画は分譲であり、わずかではあるが50年以上続く店、また時代の流れにより変化した業種、金券ショップや中国マッサー...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月09日
JR新橋駅を挟んで2つのビル、新橋駅前ビル
とニュー新橋ビルの「ディープさ」を伝える
ルポです。
間違いなくここには戦後の昭和が残されてい
ます。
正確には戦後間も無くのバラック街をビルに
押し込めたのが始まりであるそうですが、
令和の時代の今では、昭和50〜60年の雰囲
気が残されていることさ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月26日
東京のJR新橋駅をはさんで建っている名物ビル、「ニュー新橋ビル」と「新橋駅前ビル」の生い立ちと、そこで店を構えている人たちの生き方、考え方のインタビューを通じ、かろうじて残る「昭和遺産」の魅力を伝えている本。
「ニュー新」の方はごくたまにだが行くことがあるので、何となく雰囲気は知っていたが、「駅前...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年12月23日
新橋エリアで働いてた頃、足しげく通っていて馴染みがある「ニュー新」と、何ともいえない独特な雰囲気があって(個人の感想)訪れるときにちょっと緊張する「駅前ビル」。
そこで働き、そこに集う方のお話を軸にそれぞれのビルの歴史や変遷、時代の空気感が垣間見えてとても楽しかったです。
「みなとや」や「ベジタリア...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月01日
<目次>
第1章 マーケットの路地裏が遊び場だった
第2章 妖しい中国系マッサージ街の謎
第3章 ”裏新橋”の入り口に立つ
第4章 カプセルホテルに暮らす演歌師のブルース
第5章 ピンクの部屋に棲む蜥蜴
第6章 駅のホームを見下ろす部屋で
第7章 生卵をかっ込みながら頭を刈る
第8章 ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月16日
新橋の会社に勤務していたことがあり、当時から「不思議の街 新橋」だった。その謎に少しでも近づきたくて読んだ。
山手線や京浜東北線に乗っていて、「今どこ?」と焦ったときに目印になる網目模様のビル。それが「ニュー新橋ビル」。その反対側、汐留側にある新橋駅前ビル。ともに独特の雰囲気を醸しており、立ち入って...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月30日
おじさんの私にとって新橋は「大人のワンダーランド」だ。そう思っていた。そしてその中心がニュー新橋ビルと新橋駅前ビル。それぞれのビルの特徴は似ているようで異なる。その歴史を本書で知ることが出来た。
特に不思議に思っていたニュー新橋ビル2階の中国系マッサージの店がひしめき合っている理由も何となく。
新橋...続きを読む
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