穏やかなゴースト 画家・中園孔二を追って

穏やかなゴースト 画家・中園孔二を追って

3,630円 (税込)

18pt

4.6

高校二年の夏、中園は突如「絵が描きたい」と美大予備校に通い始める。東京藝大に進み、「今年は天才がいるよ」と在学時より注目され、卒業の翌年には著名ギャラリーで個展を開催。将来を嘱望されながら二〇一五年、二十五歳で急逝……両親、友人、恋人たちへの丹念な取材と書き残された百五十冊ものノートなどから読み解く本格評伝。

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穏やかなゴースト 画家・中園孔二を追って のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    まるで自分も知り合いだったかのような、そしてその場にいたようなありふれたエピソードの数々は、遠い存在であった作家を身近な存在へと近寄らせ、けどやはりもういないんだという現実を突きつけ、さらに深い喪失感を感じさせる。

    0
    2024年04月04日

    Posted by ブクログ

    友人の画家(というより僕にとっては画家というより友人なのだが)にすすめられて読んだ。切実さに圧倒されると同時に、出てくる固有名詞の同世代感に切なくなった。彼はPogoのディズニーの二次創作が好きだったらしい。いいですよね、アレ。

    0
    2023年10月26日

    Posted by ブクログ

    アーティストには色々な表現方法がある。描くことが自己表現の人、人のために描く人、中園さんは両方兼ね備えた人だったと思う。

    0
    2023年10月07日

    Posted by ブクログ

    横須賀美術館での展示で、作品の存在感に圧倒された体験が今も生々しく残っている。
    パーソナルな部分は全く知らずに、同世代ということくらいしか知らずに読みはじめ、
    その危うさと誰もが共感するような人間味と、
    胸が詰まるような良い気持ちになる、中園さんと人とが過ごす時間のエピソードの数々。
    止まらない、ぐ

    0
    2023年09月07日

    Posted by ブクログ

    丸亀市で開かれていた「中園孔二展」の記事から見つけた本だったと思う。25歳の若さで事故で亡くなるまでに600点もの作品を残した方。創作に行き詰まって自死ではなく、夜の海にでかけて事故にあったと言われている。高校生の時に、突然バスケットボールを辞めて芸大を目指し、現役合格。卒業作品展で注目され、卒業後

    0
    2023年11月03日

    Posted by ブクログ

    1989年生まれ、2015年に高松の海で25歳で亡くなった画家中園孔ニさんの評伝。
    ある展覧会で絵がすごく良くて、香川の展覧会も行くことにした。展覧会を見る前に読むか、見てから読むか悩ましいけど、先に読んだ。
    関係者が生きているからこそ、まだ整理がついていないような生々しいエピソードを集められている

    0
    2023年08月31日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    日曜美術館で存在を知り、丸亀の美術館まで行って作品を観た。ソウルメイトをずっと探していた、というようなことだったので、孤独感を感じていたのかと思っていた。
    ソウルメイトだ、と腑に落ちる人と出会えたと思ったのかわからないけど、たくさんの人とふれあい、支えられていた、短いかもしれないけど濃い人生だと感じ

    0
    2023年12月09日

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