ランドスケープと夏の定理

ランドスケープと夏の定理

880円 (税込)

4pt

4.7

史上最高の天才物理学者である気の強い姉に、なにかにつけて振りまわされるぼく。大学四年生だった夏に日本でおこなわれた“あの実験”以来、ぼくは三年ぶりに姉に呼び出された。彼女がいまいるのは遠い宇宙空間月をはるかに越えた先、ラグランジュポイントL2に浮かぶ国際研究施設だ。そこで姉は、同僚研究者とふたりきりで“別の宇宙”を探索する途轍もない実験にとりかかろうとしていた。第5回創元SF短編賞を受賞した表題作にはじまる全3話。巻末に文庫版ボーナストラックの掌編を収めた。星雲賞候補となった、新時代のハードSF。/イラスト=加藤直之、解説=堺三保

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ランドスケープと夏の定理 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    #日本SF読者クラブ 久しぶりにハードSFを読んだという感じ。堀晃氏の作品を彷彿させる。本書は連作短編集で、文庫本は単行本から手を加えているとのこと。嬉しいことに掌編が一つボーナストラックとして追加されている。
     数学や物理がわからなくても大丈夫です。どうせホラ話なんだから。わかったふりして、首まで

    0
    2020年10月01日

    Posted by ブクログ

    科学で世界と向き合う壮大な話。ハードSFなので理論部分は難解だが、わりと語り口がライトなので読みやすい。ただしあまり説明的ではないので、ストーリーにもわかりにくい部分はある。読後感は悪くなかった。

    1
    2021年09月08日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ここ最近のSFで一番面白かった。登場人物の関係性が斬新で世界観も壮大な中、主人公の身の回りで起きている事柄がベースのストーリー展開で、複雑な設定にも関わらず、すんなり読めました。面白かったので、また読み返したい。

    0
    2023年11月22日

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