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「経理など要らない」「事務社員はコスト増になるだけ」と考え、経理社員そのものを置かない会社は数多く存在します。
ところがどうでしょう。新型コロナウイルスの影響で、多くの会社が資金繰りをぎりぎりでまわしていたことが発覚したのではないでしょうか。
それは経理的な発想の人がおらず、ディフェンスの弱い組織になっていることが挙げられます。
今回のように、有事のときこそ経理は存在価値を発揮します。
ですが、バックヤード部門に必要最低限の人員を揃えるにも、個人事業主の方も含め、そこまでの余裕がない会社も多いことでしょう。
そこで心に留めてほしいのが「経営者から新入社員まで、全てのスタッフが経営と経理の基本を知っておくこと」です。
最低限の定義を全員が知っていれば、経営者が危機的状況の中で発した一言二言の言葉や指示でも「1を聞いて10を知る」ことができ、迅速にそれぞれのポジションで危機を回避する行動をとることができます。
本書ではどうやったら会社を潰すことなく強い会社をつくれるか、経理的視点から解説します。
会社を潰すわけにいかない経営者はもちろん、経理部門に携わる方々に、必ず読んでほしい一冊です。
Posted by ブクログ 2021年01月07日
常にネガティブな事態について想定すること。グループのメンバーが誰でも経理的な思考を持つことが大切であり、稼ぐ力を社員一人一人が作り出しどうやって利益を残していくかと言う心持ちが大切だと思った。
家庭においても同じことが言える、万が一、家庭内での稼ぎ頭が不幸にして稼げなくなった時、どうするか?守って...続きを読む
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