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萩原朔太郎の長女が描く、壮絶な物語2篇。
「天上の花」は、詩人・三好達治を、幼いころから三好にかわいがられていた著者ならではの目線で描く。三好は前妻(佐藤春夫の姪)と別れ、朔太郎の妹・慶子と付き合うようになるが、きらびやかな生活を好む慶子と、貧しくても平和な暮らしを望む三好の愛の生活は、やがて破滅的な最後を迎える――。第55回芥川賞候補作。
「蕁麻の家」は、母親が他の男のもとに走ったことが原因で、幼少期から祖母、叔母など家族みんなに疎まれ、頼みの父親からも避けられてしまう主人公の、まさに棘に囲まれているような生活を描いた秀作。第15回女流文学賞を受賞。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2023年02月02日
自らのための備忘録
先日、世田谷文学館の萩原朔太郎展に出かけた時に見つけて購入。同じ小学館のP +D BOOKS シリーズの『父・萩原朔太郎』を読んでみて、藁半紙のような紙質は軽くて持ち運びが楽なこと、それに活字が大きくて、私のような老眼にはありがたかったので、手元に置いておきたいと思った『天上...続きを読む
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