看護婦が見つめた人間が死ぬということ

看護婦が見つめた人間が死ぬということ

583円 (税込)

2pt

死を考えることは、生きることを学ぶこと。ひとつとして同じではない、人の死。それを看取ることで学べた、生きることの意味、愛することの尊さ……。それは死にゆく人々から、生きる人たちへの贈りもの。内科病棟で働く看護婦が出会った様々な死。その死を通して、私たちに生きることの意味を問いかける問題作。名作エッセイ。

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看護婦が見つめた人間が死ぬということ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2012年08月11日

    4062632209 239p 2006・1・27 20刷
    ◎不老不死で無い限り必ず訪れる「死」。著者の視点は鋭く、「死」を取り巻く出来事に共感?ためらい、憤り、儚さ・・・いろんな感情を起こしてしまう。

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    Posted by ブクログ 2023年08月03日

    人は必ず死ぬのだと改めて考える機会となった。
    どのように亡くなるかは、誰にもわからないし、伝えたい気持ちはその都度伝えておくべきと感じた。(実際難しいのだけど)
    どんなつらい状況においても、ふっとした瞬間に笑顔がみられたりすると、接する側も嬉しくなるものだ。~家族を安らぎへ導いた母の死~は心にスすー...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年08月21日

    内科病棟で働く看護師であった著者が経験した様々な死。。避けられないとわかっていながら語ることを避けがちな話題。「死というのは誰もが行くところへ先に行くこと」この言葉が年を追うごとに身近にかんじる。

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    Posted by ブクログ 2019年07月12日

    死についての哲学本と思いながら読んでました。悲しい気持ちになりますが、死を考えさせてくれる本でした。患者に関わる仕事は大変だなと改めて思いました。

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    Posted by ブクログ 2014年09月21日

    【本の内容】
    死を考えることは、生きることを学ぶこと。

    ひとつとして同じではない人の死。

    それを看取ることで学べた生きることの意味、愛することの尊さ──。

    それは死にゆく人々から、生きる人たちへの贈りもの。

    内科病棟で働く看護婦が出会った様々な死。

    その死を通して、私たちに生きることの意味...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年07月17日

    現役の看護師がその臨床体験から見た「人間が死ぬ」というのは一体どういうことであるかを実に生々しく記されております。病院というところは人間の四苦―生・老・病、そして死が交錯するところなんだと思いました。

    僕の妹が今年の春からとある病院で看護師として働いてるんでそれが縁なのかどうかはわかりませんが、偶...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年10月14日

    看護学校で、ターミナルについて考えてみる授業で手に取った本です。

    人間がなくなるって、なんて重いことなんだろう
    なんて悲しいことなんだろう
    なんで生きてるものはみんななくなってしまうの?

    なんて、当たり前のことを何度も何度も反芻してしまいました。

    死はだれにでも平等に訪れるもの
    ならば生きてい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    今まで有名著名人の死の瞬間や生き様の本を多く読んできましたが、やはりこの本がいちばんインパクトがありました。
    それは多分最後の最期を看取って体感した看護婦(いまは、看護士か・・・)の方が書かれた本だからだと思います。

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    Posted by ブクログ 2022年08月27日

    こういう人達もいるのだな、という軽いものから
    ちょっとこれは…という人達まで。

    世の中の年を取った女性達が、どうしてああも
    嫁や他の女性につらく当たるのか、が
    ちょっと分かったような…。
    言っている意味は分かりますが、その負の遺産
    渡されても困ります。

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    Posted by ブクログ 2022年07月26日

    私は今まで「死に様」は「生き様」を表し、立派な生き方をされてきた人は、死ぬ間際まで立派に過ごされると思って疑いませんでしたが、本書を読んで、そうとも限らないのだと知りました。

    「死に方を見て、その人の生き方まで判断するということは、死というものを甘く見ている気さえします」という文と実例を読んで、死...続きを読む

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