客室乗務員の誕生  「おもてなし」化する日本社会

客室乗務員の誕生  「おもてなし」化する日本社会

924円 (税込)

4pt

3.7

日本独自の発展を遂げ、就職先として盤石の人気を誇る「C A」(ルビ:キャビン・アテンダント)。我々はそこにどんな期待を投影してきたのか。エアガール、エアホステス、スチュワーデス……呼称/役割ともに変遷してきた日本の客室乗務員の歴史を通観し、「接客マナー」と「自分磨き」の技法と思考が独特な「おもてなし」の源流となっていく過程を考察する。

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客室乗務員の誕生  「おもてなし」化する日本社会 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年07月15日

    航空史の変遷がわかって勉強になった。中盤読むの辛くなったけど、なぜ自分が客室乗務員に憧れたのか、なぜ数ある業界業種の中でも異色な存在感があるのか少しだけわかった気がした。特に最後の章の最後の節の深みが凄くて何度も読み返したけど理解しきれてない。また読みたい

    0

    Posted by ブクログ 2021年08月18日

    客室乗務員。昔々はスチュワーデスと呼ばれ、
    今はキャビンアテンダント=CAです。

    就職先ランキングでは常に上位にある職業で
    あるのはなぜか。「憧れ」か「良いイメージ」
    でしょうか。

    この本では客室乗務員という職業の歴史を追
    うと共に、人々、特に女性が抱く客室乗務員
    への世間のイメージと、実際に客...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年03月21日

     本書は、「おもてなし」に代表される日本型ホスピタリティーの源流を辿ることを目的とするために、日系航空会社の客室乗務員に対するイメージの変遷を事例とした社会学的アプローチの本である。したがって、本書の主題である『客室乗務員の誕生』はおそらく著者の主張の一部であり、本当の狙いはむしろ副題の『「おもてな...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年07月28日

    客室乗務員の歴史本として面白かった。
    その観点からいっても日本エアシステムの取り扱いがごくわずかなのは???

    0

    Posted by ブクログ 2020年02月29日

    日本の客室乗務員に焦点を当てた社会史。『スチュワーデス物語』ブームの社会的背景やスチュワーデスからCAに改名した意外な理由など、興味深かった。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年03月30日

    客室乗務員の誕生
    ~「おもてなし」化する日本社会

    著者:山口誠(獨協大教授)
    発行:2020年2月20日
    岩波新書

    キャビン・アテンダントというのは、和製英語の一種らしい。英語では、Flight AttendantやCabin Crewだそうだ。日本では長らく、女性の客室乗務員をスチュワーデス、...続きを読む

    0

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