駆逐艦キーリング〔新訳版〕

駆逐艦キーリング〔新訳版〕

寒風と波濤に抗い、北大西洋を航行する37隻の輸送船団。だが、その護衛艦隊指揮官、米海軍駆逐艦〈キーリング〉の艦長クラウス中佐に安寧の時はなかった。待ち受けUボートの群に対し、味方の護衛艦はわずか4隻! 物資を待つ同胞のため、なんとしても狼の群を蹴散らし英国に届けるのだ! トム・ハンクス脚本&主演で大型映画化された、ホーンブロワー・シリーズの巨匠が描く白熱の海戦小説、新訳版。解説/岡部いさく

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駆逐艦キーリング〔新訳版〕 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年03月25日

    『潜水艦モノに外れなし』というのは、映画に関する有名な格言(?)です。

    この作品は、潜水艦を狩って・狩られる駆逐艦側からの視点ですが、『潜水艦モノ』と言ってもいいかもしれません。外れていません。

    なんで映画の『潜水艦モノ』は外れないのか?と思ったのですが、潜水艦の場合、視野がないので相手を音で“...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年08月03日

    第二次大戦中の北大西洋での駆逐艦とUボートとの戦いは、いろいろな物語が生み出されている。
    映画「眼下の敵」では米駆逐艦艦長をロバート・ミッチャム、Uボート艦長をクルト・ユンゲルスが演じて、日曜洋画劇場などでおなじみのタイトルであった。

    この本も半世紀以上前の作品であるが、2020年6月トム・ハンク...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年04月25日

    帆船小説といえば必ず題名が上がる「ホーンブロワー」シリーズの作者であるセシル・スコット・フォレスターが第二次世界大戦の海戦を描いた作品。

    第二次世界大戦の大西洋は、ドイツUボートが跳梁跋扈する恐るべき海域であった。
    Uボート同士が連携して獲物を駆り立てるウルフパック(群狼)戦術により膨大な数の輸送...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年04月08日

    これぞ究極のお仕事小説。敵の潜水艦の攻撃を躱し撃退する戦闘シーンもさることながら、多国籍・官民寄せ集めの部隊(艦隊)を率いる中間管理職の苦悩がこれでもかと実感できる。熱々のコーヒーとたまごサンドをお供に是非。

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    Posted by ブクログ 2020年10月03日

    とてつもなく面白い。ヨーロッパ への物資輸送の護送船団を守る駆逐艦の艦長の海洋冒険小説。

    無防備な羊である輸送船を守る駆逐艦と、狼の様な狡猾なUボートとの死闘描く。
    緊張感が半端ない。主人公と同じ不眠不休を読者に擬似体験させてくれる名作。

    戦記ではあまり語られない地味で退屈なはずの護衛任務に、ス...続きを読む

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