美術展の不都合な真実(新潮新書)

美術展の不都合な真実(新潮新書)

836円 (税込)

4pt

フェルメール、ゴッホ、モネ――屈指の名画が来日するのは、有数の芸術愛好国だから? 否、マスコミが主導し、大宣伝のなか開幕する「美術展ビジネス」が大金を生むからだ。「『〇〇美術館展』にたいした作品は来ない」「混雑ぶりは世界トップレベル」「チケット代の利益構造」「“頂点”に立つ国立美術館・博物館」等、新聞社の事業部で美術展を企画した著者が裏事情を解説。本当に観るべき展示を見極める目を養う必読ガイド。

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美術展の不都合な真実(新潮新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    マスコミ主導の企画展と学芸員の待遇について興味深く読めた。
    日本の国立館が世界水準になるには企画展頼みの動員を改めて常設できる彫刻などを目玉にする提案には納得。海外からは作品を貸し出してお金を得る存在としか思われていないからだ。

    よく行く町田市立国際版画美術館には今のように小ぢんまりでよいので個性

    0
    2024年08月25日

    Posted by ブクログ

    新書は自分の知らないことを学ぶ事のできるツールだ。しかもその時勢に即したものも多く、インプットに最適だと感じている。
    なぜ現代においてここまで美術展の入場者数が多くなってきているのか、お金にまつわる話等、興味が尽きない。読んで感じたこととしてはテレビ局が主催となる宣伝しまくっている美術展を観る価値は

    0
    2024年05月04日

    Posted by ブクログ

    おもろ
    コロナ禍から美術展見に行き始めたけど、美術館も良くも悪くも影響受けたよな〜と思った
    この1年でほぼ毎週美術展に行ってみて、
    メディアで大々的に宣伝されてるやつはいつ行ってもめちゃくちゃ混んでるな…というのは体感できたので、いろいろ納得できて面白かった(あと都内で回ってると分かる場所が多い)

    0
    2024年02月03日

    Posted by ブクログ


    美術館によく行く私としては興味があるタイトルでした。
    といっても、悪徳なビジネスをしているということではなく、普段は垣間見れない美術展の諸制度がまとめられています。若干、日本側の動きでおかしい点もありますが楽しめました。

    0
    2023年10月03日

    Posted by ブクログ

    メディアの企画展も美術館の常設展も両方行きますが、お金の流れについては知りませんでした。あくまでも筆者は朝日の方なので他社の流れが全く同じかはわからない。美術館主催の常設展にたくさんお金を落としたいなあと思える本でした。現代美術の記述については納得かな。

    0
    2021年10月19日

    Posted by ブクログ

    美術展の裏側が知れて驚きと、それでも美術展好きだなと複雑な気持ち。ただ常設展にもどんどん行ってみようって気持ちになった。ロスコルームは絶対行きたい!

    0
    2021年04月18日

    Posted by ブクログ

     内容は、業界の人にはよく知られていることかもしれないけれど、誰も公然と語ろうとしなかったことを語ったのはすごいと思います。著者の勇気に敬意を評したいです。決して暴露本の類ではなく、公平に書かれていて好印象でした。
     本書がきかっけとなって日本の愛好家の行動がもっと多元化して、美術を消耗させることに

    0
    2021年01月13日

    Posted by ブクログ

    最近の美術展の異常なほどの混雑・行列。それに集い話題の展覧会に行ったことをSNSに投稿するファッション美術好きに辟易してるへそ曲がりの私。
    (というわたしは美術を専門に学んでも、仕事にしてるわけでもない。
    この私こそがファッション美術好きかもしれない。)

    美術館には小さい頃から親に連れて行って貰っ

    0
    2020年08月23日

    Posted by ブクログ

    なかなか知る事の出来ない美術展の裏側がわかりやすく書かれている。日本独自に発展をしてきた美術展を欧米などの展示の成り立ちと比較をしたり、日本の課題などをあぶり出している。

    0
    2020年06月24日

    Posted by ブクログ

    長年、美術館通いをしていると書かれていることが「やっぱりね」と分かってくる。
    だから読後感は買うほどのことはないなと。美術館、美術展に興味のある者には一読を勧めたい。

    賛同したい点は多々あるが特に館長天下り問題と学芸員の低待遇問題。
    しっかりした常設展はもっと鑑賞すべき。だから常設展のない新美術館

    0
    2024年05月19日

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