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15歳にして親元を離れ、不慣れな土地で奮闘し、やっとの思いで甲子園に出場したのに、なぜか批判されてしまう……。そんな野球留学生を、もっと応援したくなる!覚悟を決めて地元を離れ、甲子園を目指す野球留学生たち。強豪校ゆえの激しいポジション争いや、慣れない土地での寮生活に悪戦苦闘しながら過ごす日々。郷土を思う一部の過度なファンから、気持ちよく応援してもらえないこともあるが、そんな地域文化とも向き合いながら、やがて人間としても成長していく……。『野球部あるある』『下剋上球児』で高校球児をハートフルに描いてきた菊地高弘氏が、野球留学生の奮闘の日々を、愛情を込めてお届けする青春物語。イラストは、自身も元高校球児で、『ドラフトキング』が好評連載中の漫画家・クロマツテツロウ氏。
...続きを読むPosted by ブクログ 2021年12月12日
本書はいわゆる野球留学生(越境入学者)の物語です。大阪の子が島根の高校に行く場合などですね。外国人留学生の話ではないです。
話は大谷翔平を擁する花巻東を岩手大会で破った盛岡大付属高校に向かって閉会式で「よっ、横浜瀬谷ボーイズ!」と野次が飛ばされる場面で始まります。私自身、野球留学に関しては否定的で...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月12日
野球留学、県外生が多く在籍する強豪校を前向きに捉えたノンフィクション。
高校野球の代表校は郷土の代表。地元はもちろん故郷を遠く離れ暮らす人々も応援する。それが高校野球がこれだけ人気のある所以だろう。
そんな高校野球だが多くの強豪校から全国から選手を集める。時に地元の子がほとんどいないガイジン部隊...続きを読む
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