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人は無意識にデザインに合わせて行動し、不便を諦めていることがある。これがデザインの「バグ」。「行為のデザイン」は人の行為を観察し、よりよい形を見つけてバグをなくす。多くの有名企業も取り入れる思考法を豊富な事例で解説する。
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Posted by ブクログ
世の中にあふれる多彩な例を引き合いに出してデザインのバグ,不具合とその見つけ方,改善策についてまとめている。文字もやや小さく分厚いけれど,わかりやすくスッと読める(とはいえ頭に残らないわけではない)。自分の携わる部分について、検討するときの観点としても有用。
とはいえデザイン面については参考になるところが多いけど,そこから一歩踏み込む考察とか文化面については浅かったりよくわからない部分があった。例えば、属性に合わせすぎたマーケティングでわざわざ河合隼雄の「中空構造」まで引用してヤンキー属性を説明しているけれど何を伝えたかったのだろうか。そうでない属性とはなんだろうか?そしてそうでない属性のメリットとは何か?
もうちょっと突っ込めば,すべてのプロダクトやサービスが本書の内容を完全に実行できたときに,文化はどれくらい多様なのだろうか,リベラル世界なポリティカル・コレクトレスをクリアしたものだけになってしまうのではないかと疑問に思うところもある。それとも対象等の違いで解決する問題なのか。文化の多様性と正しさの問題はここだけでは語れないけれど。
あと,本文が日本語のこの本で挿絵の言葉が英語になっているのは意図的なバグだったのだろうか?謎である。
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