D2C 「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略

D2C 「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略

2,200円 (税込)

11pt

すべてがデジタル化するニューノーマルの時代に最も注目を集めるビジネスモデル「D2C」。
「そもそもD2Cって何」?といった素朴な疑問から、立ち上げの具体論までを網羅した入門書であり決定版。
単なる「中抜き」ではなく、顧客との関係性に不可逆の変化を起こすD2Cの本質がこれ一冊でわかる。

◆◆8刷出来ロングセラー◆◆

◎こんな人にオススメ
・D2Cという単語を最近よく聞くが、Amazonなどのオンラインショッピングとの違いがよくわからないという人
・ブランディング、マーケティングなど「人が何に価値を感じるか」全般に興味がある人
・小売、ブランド、マーケティングの未来が知りたい人
・旧態依然とした業態の「デジタルトランスフォーメーション」に興味がある人
・D2C型の新規事業を実際に検討している人
・ファッション業界、アパレル業界で新しいブランドを立ち上げたい人
・ノウハウだけではなく、「なぜ、今D2Cが受け入れられるのか」の社会的背景をきっちり理解したい人

◎D2Cとは何か
D2Cとは、顧客と直接つながり、より深い関係性を構築する新しいブランドのあり方のことである。
ウェブから商品を送る、単なる中抜きビジネスではない。

D2Cとは、世界観とストーリーテリングを武器とする、新しい競争優位の構築である。
伝統的なブランドのように、機能やモノのよさとだけを売りにしない。

D2Cはテック企業であり、メディア企業でもある。
単なるものづくりが得意なメーカーではない。

◎なぜ、投資家はD2Cに注目するのか
・投資家はテクノロジー産業に注目してきた。しかし、産業の規模は「非テクノロジー産業」のほうがはるかに大きい。
・巨大な「非テクノロジー産業」、特に小売は長らく旧態依然としたビジネスモデルを維持してきた。ここをテクノロジーでディスラプトするのがD2C
・小売産業は初期投資が重たく、また新興ブランドが指数関数的な成長を目指すのは難しかった。しかし、D2Cは、創業1〜2年目で100億円を超える急成長も可能である。

D2Cとは、単なるいちビジネスモデルではない。ブランドと顧客の関係性を不可逆に変えてしまうほどのインパクトを持った「時代の象徴」だ。
将来的に、小売の歴史は、「D2C 以前」、「D2C 以降」と分類されて語られることになるだろう――。

目次
1 章 D2C が生んだパラダイムシフト
2 章 「機能」ではなく「世界観」を売る
3 章 「他人」ではなく「友人」に売る
4 章 D2Cの戦略論
5 章 D2Cを立ち上げる(スタートアップ、大手ブランド、大手小売)
6 章 D2Cの先にあるもの

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D2C 「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年03月29日

    D2Cはどのような仕組みで盛り上がり成功しているのかが客観的なデータを含めてわかりやすく解説してあって、大変勉強になった。

    0

    Posted by ブクログ 2022年02月25日

    Direct to Consumer:D2Cは単なる中抜きではない

    ECを用いる製造小売とD2Cの違いは
    ・メーカであり、かつ、自社独自のチャネルで直販する
    ・圧倒的に安価で製品やサービスを提供する
    ・テック企業であり、データ分析などのテクノロジーを活用する
    ・指数関数的な成長をめざす

    D2C+...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年01月06日

    D2Cでは、プロダクト(機能)ではなくライフスタイル(世界観)を売る。
    たしかに、勢いのあるスタートアップ企業は、ライフスタイル(世界観)がしっかり伝わっているなと感じました。

    ・顧客の位置づけ→顧客ではなくコミュニティ
    ・D2Cは総合格闘技であり、メーカー+メディア+テック企業

    海外企業の事例...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年10月02日

    D2C「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド
    戦略

    1.購読動機
    会社には経営理念、そして事業には実現したいビジョンが存在します。
    これはどの事業会社にも恐らく共通です。

    日常生活をするうえで、気になる、さらに知りたくなる会社、または製品はたとえば何?、それはなぜ?と考えたくなりました。

    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年09月01日

    ビジネスのゲームチェンジ。サプライヤーは売ることで終わりでなく、そこから消費者との継続接点を持つ時代に。
    溢れる製品、情報の中で消費者に支持されるためには製品スペックだけでなく、周辺のストーリーが重要。
    消費者を客と捉えず、仲間、共創者と捉えてビジネスをグロースしていく発想。
    一方である程度の規模に...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年08月15日

    間違いなく今後の企業の道標になる。
    それは遠い未来ではなく、コロナの影響もあり、その真っ只中にいると感じる。

    0

    Posted by ブクログ 2021年07月25日

    良本。めちゃくちゃ面白い。もはや、ど真ん中でD2Cブランドをやっている身としては必読教科書とも呼べる一冊。言語化できていなかったが無意識にやっていたことが明瞭にまとめられていて「そうそう!!」と強く頷かされる部分があり、そして、「なるほど次はこうしたらいいのか!」と新しい学びが非常に多く、次の具体的...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年04月23日

    D2Cとはやんぞやにストレートに応えてくれた1冊。オンラインとオフラインの2極化論ではないし、それ故の面白さや難しさがある領域と思う。

    0

    Posted by ブクログ 2021年02月10日

    今後、全世界全企業はD2C化していく。

    D2Cとは何か?現代に求められる(特にミレニアル世代をターゲットとする時に求められる)ものとは何か?
    シリコンバレーのスタートアップ企業を複数例に挙げ、その共通項を解き明かしている。

    今後の世界の方向性、現在存在する企業に必要な考え方を学んだ。

    SDGs...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年01月19日

    ブランドの今後のあり方、
    世界観の構築と顧客との関係変化
    デジタル接点をカスタマージャーニーに効果的に取り入れる
    どのエッセンスも事例とともに効果的に紹介されており、とてもわかりやすかった。

    0

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