1LDK、そして2JK。II ～この気持ちは、しまっておけない～

福山陽士 / シソ

２人の女子高生との日々にも慣れ始めた頃。ひまりはバイトを頑張ってるみたいだし、奏音も文化祭の準備で忙しいようだ。それでいいんだ。俺は、お前たちの気持ちには気づいてない。だって、大人だから。

• カテゴリ: ライトノベル
• ジャンル: 男性向けライトノベル
• 出版社: KADOKAWA
• 掲載誌・レーベル: 富士見ファンタジア文庫
• 電子版発売日: 2020年04月17日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 6MB

[nanjyo · ★★★★★]

ハマる

今回も満足でした。
と言って良いのかな？
主人公が余りにも生真面目過ぎるのは仕方ないとして、
少しづつ周囲の変化に戸惑う心境もなかなかの描写。
ストーリーｎ進み方に少し遅いと感じるかもだけど、この作品はこれで良いと思う。

次巻に期待♪

[ブクログ · ★★★☆☆]

従妹と家出女子高生２人との同居ラブコメ２巻目。
前巻はなかなか面白かったので期待していたのだけど、なんとなく盛り上がらなかった。
いや、エピソード的には女子高生たちの想いや、幼なじみの告白や､ネコ耳メイド喫茶や文化祭と胸キュンエピソード満載なんだけど。
どうも盛り上がらなかった原因は主人公の心情がなんだか薄っぺらく感じてしまったんだよね。
淡泊というか、悟っているというか。
そこはもっと真剣に悩んで欲しいなあ。
なので、コミカルにもシリアスにも成れるはずなのに、中途半端になってしまった気がする。
そこが残念。

ラスト、家出モノには避けて通れない身内ばれの危機がやってきて、次巻の展開が非常に気になる。
頑張って欲しい。

[てぃーも · ★★★★★]

今巻も表面上は軽妙な作風で、短編が連なり物語を紡いでいき、且つ悪人も登場しないアッサリ風味で馴染みやすいストーリー。
でも、2JKの事情は決して軽いモノではなく…。

ひまりは今日明日では無理でも、期限を決めて両親に向き合う事を決めるも、周辺状況は待ってはくれなさそうで…。
奏音が送り続けていた母へのSNSに既読がついた事、学祭チケットの写真には既読が付かなかった事、その後の不穏な短いメッセージ…。
友梨や同僚らも色々と絡んできそうで、次巻どうなるのか？

人魚姫のお話、王子の方が消失してしまうパターンは斬新でした。