イミタチオ・クリスティ キリストにならいて

イミタチオ・クリスティ キリストにならいて

著者のトマス・ア・ケンピスは14世紀終盤ドイツで生まれ15世紀後半まで生きた修道士。神秘思想家として数々の著作を残している。その著作は文章のわかりやすさ、章節の短さなどから普通の庶民にとって読みやすいこと、また救いに繋がる安らぎと瞑想を誘う深みを与えてくれることから、中世以降現代まで『聖書』に次ぐ多くの読者を獲得したと言われている。
内容構成は全四巻、章としては114章を数えるが、それぞれの章は数ページからなるものが多く、どの章も深い味わいを持っている。「キリストにならい、世の空しいものを軽んずべきこと」「自身について謙遜であるべきこと」「過度の親しみを避けるべきこと」「艱難の効用について」「心配ごとはすべて神にゆだねるべきこと」「自愛が、最高善からとりわけ人を引き離すこと」「誰がいっているのかということよりも、何がいわれているかに心を用いよ」など、生き方の知恵としてキリスト教徒でない日本人の心にもひびき、参照すべき項目が多い。

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イミタチオ・クリスティ キリストにならいて のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    誰が言ったかではなく、何を言っているか、に心を用いよ。トマス・ア・ケンピス『キリストに倣いて』1418

    ****

    人を不安にするのは、事柄そのものではなく、それに関する人の考えである▼苦しみは人間を強くするか、打ち砕くかである。その人の素質によってどちらかになる▼過度に謙遜する人を真に受けてはい

    0
    2025年04月14日

    Posted by ブクログ

    途中飛ばしとばしに…
    「カトリック教会のカテキズム」とか「カトリック教会の教え」の原点なのでしょうか。 聖書の時代も500年前も人の悩みや信仰の悩みは変わらないのかも。
    信者として挑戦したかった本です。

    0
    2021年03月30日

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